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Tetsuro Watanabeのひとりごと

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運命のシナリオ読了(240901)

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運命のシナリオ読了(24090...
運命のシナリオ読了。著者も書いているが、今までの天外伺朗氏の著書に一貫しているテーマが伝わってくる集大成的な本。
あまり厚くは無く、文字も大きめで読みやすいのだが、理系(数学や物理学)の用語がところどころあり、一部難しい印象。
 
表紙にある「もう努力しない、がんばらない。それでいい」は「目標に向けてがんばっても大きな流れを無視していたらう上手くいかない。」「べき、ねば、ならないの排除」かなと思った。そしてそれを実践すると奇跡(いわゆるユングの共時性)が連続するので分かる、とのことで「やはりそうか」といった感想。
ネタバレになるので詳しくは書かないが、老舗旅館に起こった奇跡の実例は分かりやすかった。
 
日々仕事していてスタッグしている時の原因は自分の「べき、ねば、ならない」などの投影からきているかも知れない。そう捉え、視点が変わると、悶々としたストレスから一気に解放される方法論かも知れない。
 
易経のことが第一章に書かれている。易経はその時(易経の「時」は、タイミングのみならず場所や立場、状態まで含まれる)を読み解くツールでもあり、天外氏の言う「宇宙な流れ」と同じことを言っているに違いないとも思う。
 
自分の興味あるテーマの共通性を再認識させられるような著書であった。まだ頭から湯気はたちのぼっているが(笑)。
 
 
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