パイナップルのスジが 歯の間に挟まった時 僕たちは パイナップルピープルペン 抜け出せない谷間から景色を眺め 奪われながら人は考える 僕たちは パイナップルピープルペン 束縛されているから 自由を求め書き続けるのかも 僕たちは パイナップルピープルペン (ちょいパクっ)
木村孝夫さんの詩集が届く 『私は考える人でありたい』 しろねこ社 なんだろう このしっくりとした感じは…… とっても素敵です 楽しみにしていたキムさん、しろねこ社さんの詩集 さあ、開いてみよう (震災詩が中心となっている詩集です。 木村孝夫さんはネット詩誌 MY DEAR の評者で、 私がたいへんお世話になっている大先輩です。 被災地の現場を巡り、詩を書き続け八年目。 その強さと優しさにいつも励まされています。 とても心に訴える素敵な詩集をぜひ、ご拝読くださいませ! ちなみにここ一ヶ月くらい、詩部門《ヤフーショップ》で売り上げ一位です! ↓ https://store.shopping.yahoo.co.jp/qwkdviwdipewy5eu2hsbqqavze/p7vcd4vuyx.html?sc_i=shp_pc_top_recomFromHistory_hist_1
君は女子大生に、俺は解体屋に 日が経つにつれて 共通世界は消滅し始めた そんな事はわかっていたんだ 頭ではわかっていたんだ でも自分の器がこんなにも 小さい事をわかっていなかった サンダーの火花 卑屈になるほど勢いは増し 鉄屑が軍手をすり抜ける 君は女子大生に、俺は解体屋に
おっと 昨日は詩を書いていない 気がつくと焦りだす 何を動揺しているのか 一日の穴に 落ちてしまう感覚を抱いている 昨日を言葉で埋めようと 書き始めるが 出だしの接続語を 書いて消して書いて消して 何を満たそうとしているのか 自分を労っていない癒しが 今日を襲って来る 今の思いを言葉で埋めよう ほらっ 何となくの詩が書けてきたぞ 自慰という題目の作品で 日常の穴が想像で埋まってゆく
波間の時に目を閉じる 今日もお疲れと 囁く声が聞こえたのなら 私の望む世界に寛ぐのだろう 終着駅は知らずの旅に 身を寄せてみれば 力は抜けて いったい何のために なんて考えなくても良い 底へゆく 古巣は静かに両手をひろげ 手を合わせる私を待っている
今日でこちらのブログを始めてちょうど二年になりました。ご訪問してくだされる方には誠に感謝しております(二年の総アクセス数は28万、一日の訪問者数は50〜350人です。とてもありがたい貴重な数字となっています)。これからもいろいろな詩を書いていこうと思っておりますので、何卒よろしくお願いします。 詩は元気です☆ みなさまもお元気でありますように‼️
僕の身体は 関節ポキ男になったようです あらゆる関節が ポキポキと鳴るので困ります とくにそれで めちゃ痛いってことはないのですが ポキポキと音がするので 目立ってしまいひと目が気になって けっこう大変でなのです 階段でポキポキポッキー キーボードでポキポキポッキン 振り向いてボキボキッ お辞儀してポキッ 食べる時はポカッポカッポッ と、いった感じで みなさんが僕のことを注目するので なんだか気が疲れてしまいます だから開き直って 自分から関節ポキ男って名乗り ポキ男ダンスと言って 関節をポキポキ鳴らして ブレイクダンスを踊ってみせます なぜかこれがウケているので こんなおちゃらけキャラを極め この道で行こうなんて思っています そんなわけで僕は最近 関節ポキ男になりました
どれくらいの器に どれくらいの言葉の 景色と思いを詰めこみ 創ってゆこうかな 開けたら美味しそうで 食べてしまいたい 色彩豊かな日曜日の ランチを楽しめるような ひと時を仕込みながら サービス精神が 小さな愛に変わるくらい 大好きを詰めこみ 君は微笑みながら 心が言葉を食するように 満足させたいなあ
「無理」と言って 君は反射的にその場を避け ああ無理、無理 これも無理、あれも無理 それはもっと無理 無理、無理、絶対に無理 個室だけを世界にして 無理と言って布団を被り 今日が始まり今日が終わって 無理が家中に響き 不安が籠り 暗く重たくなってしまうけれど 悔しさに拳を握り ひとを傷つけてしまったと 自分も傷つくやさしさ 心は自分と闘い けして逃げているだけではない 君を知っている 押し込んだ感情の言葉から 発信された小さな信号を 今は見逃さないように 私たちは君を無理と言って 諦めやしない 君をずっと待っている
なんたって 僕が 歩くのは 向かっても 逃げても 最初から 曖昧で 足が 進み 今さら 後悔とか 納得とか もう それくらいで いいか 僕の後ろも 前も いつも 草むらで どこから どこへを 知らず 楽しんで