僕は嘘でした その嘘が僕でした 嘘を許さないと 辛くて生きていくなんて 僕にとっては無理です 知らないんです 愛したりとか愛されたりとか 理想を描いてその中で 嘘の僕を演じているのです 理解して もらえないかもしれないけど 僕はそんな人間なのです 演技での生活には 攻撃や自虐してしまう気持ちを 遠ざけることができます 罪悪感はあり それが僕の小さな小さな 思いやりなのかもしれません 初めて本当の僕を語りました 嘘が嘘になる真実とは…… 僕が愛に触れますように (いつの日か その方が自分に嘘のない詩が 書けますように、と 最近は考えるようになりました)