跳ね返りの微睡み
10月
14日
固まる精神、固まる身体
何を弱気なっているのか
平日の踏ん張りが緩み
自信も思いやりも昨日の夜に
消された重力を感じている
この怖さはいったい何だろう
失うのは自己満足くらいなのに
無気力になっていく変化に
驚き浮き上がれない萎んだ風船
これで終わってしまってもいい
そう思えるのは疲れなのか
諦めなのか、十分なのだろうか
薄明るいガラスの色は時計
出来ることなら時間が止まれば
不安を解消しないで済む
永遠のモラトリアムになり
包まっていられればそれでいい
今がずっと今であるように
次なる刺激は消えてなくなり
再び目を閉じてみれば
そこは濃厚な自分らしさの卑屈