落ちた赤い秋を踏みしめて この手に包むiPad 刻まれた詩はみな消えてゆく 生きていることの自然 それでも、そんな言葉は要らない ただ歌えばいい、軽やかに しがみつく枝はなくなり ひらひらと落ちてゆくを受け入れ なかったことにではなく あったように消えればよい この手に包むiPad 刻まれた詩はみな消えてゆく