先が真っ暗で動けなくなる 身体的か精神的なことさえ判らず 理由は正直に殴ってくる 人生は幸せでなるべく長生きを その当たり前が消え去り 早く役割を終わらせたい と、疲弊の景色が自分に観えるが 暫し蹲っていれば身体に血が通い 鈍い光を纏いまた労働に打ち込んでいる この身の痛みを気遣いながら まだ行けるともう限界が大波小波 揺られながらまた床に崩れた 齋藤さん 凄い熱ですよ 夏風邪のようだ 確かに寒くて怠くて喉が痛い だが、原因がわかっても解決しない自分は 弱気になりながらも立ち上がるしかない