詩の集中世界へ
6月
24日
でもそれを声を大にして
お前の詩は最低最悪だ
詩を罵倒することは
人格を否定することだ
生き方、考え方の
自由を否定するならば
詩の芸術的な自由が消滅
存在意味も消滅
どうして作品の良し悪しに
拘るのだろう
一億人に賞賛される詩
誰にも賞賛されない詩
どこに差があるのだろうか
そんなことに惑わされるより
自分とひとの詩作から
感じ取れる何かのために
詩に携わることが真髄
そこで想像を絶する
集中の世界
詩が構築されるのだから
罵倒は無駄な言葉
無駄な時間
そのエネルギーを
詩への情熱に変換して
価値を得て欲しい