詩人の正体(あるひとつの考察)
5月
10日
詩は学問であろうか
詩は芸術であろうか
詩を書く者は誰であろうか
個人に帰する道徳のフィールドから
共有可能な最小の心象を表現
人間として
バランスを得るための
対人との折り合い
自身の折り合い
如何なるものなるか
如何に洞察するか
心中模索から
捻出された労りを結晶させ
それらで奉仕する者
更に
詩人とはユーモアセンスの持ち主
未来を描く個人の生き方の納得により構築
消えない魂の匂いを醸し出す作業に没頭する
誰もが持てる天才力を有する者である