朝に感謝し頑張ります
3月
6日
右肩に吊るすバックには
iPadと湿布とロキソニン
いつものアイテムだ
今日も身体の悪ガキどもが
悪戯しないようにと
携帯するお守りのように
それにしても朝は良い
病気をするまでは
眠くて気怠いだけの時間だったが
今は立ち上がってしまえば
今日も何かが出来る
その充実を得られたのだから
目をしっかりと開けてと思える
やらされているのではなく
やっている今日
電車では好きな詩を書いている
先週は二度も降車する駅を通過
一度その世界に入ると時間も忘れる
引き返すロスタイムに苦笑い
そこは許せる自分だったりする
俯向く姿勢は良くない
iPadを少し高く持ち首を上げる
ガリガリガリと音を鳴らし
逸らす頸椎付近の信号が足の先まで
糸電話のようにモシモシと話す
注告ありがとう気をつけます、と
返事をしてみる
さてさて
一作品の充実を得ようとしている
ここに生きている証を得て
今日も感謝を忘れず詩以外でも頑張ります