朝の収穫
3月
3日
最近はどちらかと言うと朝
寝起きはボッとしていたいはずなのに
年齢とともに朝型になるのだろう
準備体操はすでに夢の中から始まる
起きているような寝ているような
柔らかい金縛り状態で詩の内容を模索
たぶん眠りが浅くなっているからだ
その柔和な感じがとても作品に反映され
しっかりと考えていないだろうが
自分という中核はある訳なのだから
良い方に傾いたのなら収穫ありだ
なぜ朝の詩作が面白いかと言うと
社会での自分より、自分の中の世界で
作品が吟味され反映されているからだ
ひとはルールに従い順応して生きる
しかし、朝はその地盤から浮いたまま
現実に感じることから少し離れ
感じたいことから自分を発進できる
そして、朝の新鮮さに吐き出す言葉は
汚れていないと言うのが一番の魅力
朝露に触れて感じるような
清々しさがとても良かったりする