だろう
12月
19日
朝に僕は目覚めるのだろう
世の中には様々なひとがいて
今年が最後の冬なのだろう
そう思って朝を待ちながら
刹那の向こう側に何を見るのだろう
生命はみんなに平等なのだろうか
断つことは平等でも
ランダムに必然は振り分けられ
生まれてすぐに……
そんな運命もあり
百歳をこえて眠るように……
そんな運命もあり
とても平等とは思えない
だけど
そこには平等でなくてはいけない
そんな思いが芽生えたりする
もしかすると僕らはすべてのひとを
平等ではなくてはいけないための術を
何か持ち合わせているのだろう
そうでないと生まれてきた意味が繋がらない
そうだ
僕らは平安を成就させるために
愛を追求する生きものなのだろう
きっと
そうなんだろう