若き日はわがままの混じった私でした 束縛からの解放しか考えられず 監禁された世界にはいませんでしたけど どうしても手かせ足かせが見えていました でもㅤ今の私は自由です 学校が社会が世界が不自由と思うなら 私のように自由になれるのです どんな時もどんな場所でも 不自由を知った者だけが 自由になれる資格を得たということです 不自由と嘆けば嘆くほど確実に自由へ向かいます それはすでに自由への発想が膨らんでいるのですから 自由について考えれば考えるほど 今まで見えていなかった 自由が見えてくるから不思議です えっㅤこんなことが自由だったとは まさかㅤ自由がこんなカタチで 具体的にどのようなことが自由なのか 伝えることは止めておきましょう 劣化した自由になってしまうので でもヒントだけ 自由は不自由からの脱出ではなく 不自由の中にすでに咲いているかもしれませんし これから咲くかもしれません あなたが私の自由なのかもしれませんし 私があなたの自由なのかもしれないということです そうです 私はこれからも自由な 誰にも奪うことのできない自由なのです