猫のハナが「V」サイン?!
9月
22日
こんなことがあるのだろうか。パソコンの画面には「v」の文字がひとつ。
朝からを三十編の詩を推敲、校正していた。データもとりあえず、ディスクトップへ保存し、上書きをまめにしながら作業。さあ、印刷をしようと思ったが、ひと息つこうとコーヒーを淹れに台所へ降りた。そして、コーヒーの匂いに癒されながら部屋へ戻る。すると、猫のハナが液晶画面(タブレット型PCにキーボードを付け)を歩いていた。「おい、ダメだぞ!」抱え込んで床に降ろす。
さて印刷、印刷。プリンターのUSBのコードをパソコンにつなげる。そして、画面を見る。
おーい
詩がなくなっているぞ
どこ行った
慌てながらもコントロールとZキーの同時押し
あれっ
戻らない
いったいどうしたんだ
猫が歩いただけで普通は消えないよな
頭を抱え込み
もう泣いてしまいたいくらいショックだった
そして、冷静になってパソコンの画面を見ると
V
の文字がひとつ………
ビクトリーなのかーい!?
部屋を出て行くハナの足どりが軽く跳ね上がっていて、勝ち誇って見えるのはいったい………
とほほっ
この事象を分析する。今後のために
ハナがパソコンを歩き出す→
コントロールを踏みつつAボタン→
バックスペース→
上書き(フロッピーマーク)
→V
これは可能だろうか?
ほぼ、ありえない気がする。ああ、わからない!!
………もう考えるのはやめよう。最初からやり直しだ!
データが消える話はよくあるが、このパターンはないだろう
もう悲し過ぎて僕
泣いちゃう!
⚪︎二時間前の実話⚪︎