皮膚に少しの緊張 秋がやってきた 溶けてしまいそうな暑さは もう思い出の風になり 肩、肘、膝あたりから 入ってくる心地よいひんやり さら、さら、さらりん 落ち着くでしょう そんな秋の声が聴こえる 葉っぱの鈴がしんみり 我にかえる声になり 駅への道のりさえ さすらいの旅になって 日々のひたむきに寄り添って さら、さら、さらりん 秋はがんばりましょう と、囁きます さら、さら、さらりん もちろんがんばりますよ と、答えます