成長記
8月
20日
しっかりやれ
あれが
あれだから
あれだけはきちんとやれ
半分は愛かもしれないが
半分は自分への納得のため
いつも語った後に反省する
息子は親が思うほど子どもではなく
親は息子が思うほど大人でない
言葉少ない息子は沸々とした悩みの中
裏腹な態度をとることで
思春期のバランスをとっている
そんなところにふと気がついて
私は息子に謝った
さっきは言い過ぎた
ごめん
初めて発した言葉に
親としてのプレッシャーが消えていく
つまらぬ蟠りを捨て
自分が語る前に話を聴かなくては
息子の成長は
親の成長のためにもあるのだろう
親としての過ちに気づき
初めて足並みを揃えて行けるのだろう