出来る事と出来ない事

店に来てくれたお客さんが、敷地出口でまあまあ強く車をぶつけた。
お客さんは壊してしまった外装の事を気にしていたけど、こっちとしてはお客さんの身体とクルマの修理の事が気になって・・・。

実は、店の前のお宅が大規模リフォーム中で、そこの出入り業者等の関係車両がびっしり路駐している状況で、ウチの敷地出入口前にも停まってる。
ただし、実際の出入りには道幅的に問題は無く、施工中は仕方ないよな、、と静観していたっすよ。

運転が上手だったり、小回り利く車なら1回のステアで入れるし、もしオーバーハングがキツかったり、運転がお上手じゃない場合でも、一度きり直せば2トン車でも入れる幅だから。
ただ、そうは言っても出入口前にワイドのハイエースなので圧迫感はある。
施行終了まで何も起こらなければ良いな・・・と願っていたのだが・・・。

起こってしまった。

案の定、目の前のワイドハイエースが気になったのか、それを気にする余り、左側面の巻き込みまで勘が働かずにゴリゴリとやった感じ。
じゃあ誰が悪い?となれば相手は静止しているし、圧迫感が有るとは言え道幅的にも相手には落ち度はない。あくまでもぶつかった運転者の落ち度。

でもね、あっしは思うんすよ。
クルマに乗ってるヒトなら、この車をここに置いたら他の車はこういう軌跡とるな、とか、そういう感覚は有る筈で。
施工業者もちょっと置き方に気を利かせてくれれば、誰も傷付かなかったのに、と。
それってサービス精神というか、配慮と言うか・・・。
ましてやホンの少しの時間停まります、じゃなくて、月単位で駐車する訳だから。

さらに強く思ったのは、自分が問題なく運転できるからと言って、周りも同じレベルにはないという事実。
いや、レーシングスピードを求める様な特殊なレベルじゃなくて。
本来なら、そういうエラーが発生しないように免許が発行されているのだけど、それでも運転するのは人間。必ずエラーを発生させる不完全な存在。

今回の事は、起こるべくして起きたインシデントだと思う。

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