グレシーニの死

例の感染症で亡くなった、というショッキングなニュースで過ごす1日だった。
昨年、興行型から参加型に至るまで、レースイベントが再開して以来、そもそも関係者の感染者数は見聞きする限り少なかったし、周囲に感染の話があっても復帰に対して問題も無いように見えていた。

実際、昨年のル・マン24時間レースで、日本よりも被害が桁違いのフランス国内に滞在中も生活は至って普通(対策しながら)だったし、主催者からの感染症対策プロトコルは大変厳しく、遵守が徹底されていたお陰もあり、レース後に某チームから感染者は確認されたものの、近親者には問題がなかった。
勿論、帰国後も同じく。

さらに、国内イベントのスーパー耐久レースへ約二週間に一度という過密スケジュールで日本各地(僻地)へ出張していたが、それも問題はなかった。

陽性ではない、体調に問題無いからといって、「感染していない」とは同義ではない事は、もはや周知の事実だけど。

現在でも興行型・参加型イベント共に継続中だし、あっしの周りのレース業界重鎮達はオーバー70歳でも精力的に各地をまわられている。

今回のグレシーニ氏の件に触れ、これらがラッキーという綱渡りでしか無かったのだと、痛感した。
やはりロシアンルーレットは実在していて、たまたま今はラッキーなだけに過ぎないのだ、と。

グレシーニ氏はまだ60代。
持病の有無等は分からないけど、感染からの死去であるのは間違いない。
二輪の業界ではあるけど、日本とも深い繋がりのあった方だけに、悔しい。

いまはただ、ご冥福をお祈りしたい。

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