お茶のこと⑦Re

阿里山淹れた。台湾烏龍茶は本当... 阿里山淹れた。台湾烏龍茶は本当に久しぶり。

茶葉だけは、持ってる(汗)

コロコロの茶葉が、かわいい
湯色は、台湾人いわく「黄金色」... 湯色は、台湾人いわく「黄金色」

これも烏龍茶

んー、この何とも言えないパンチ力!
戻った茶葉が開いた感じ。 まさ... 戻った茶葉が開いた感じ。

まさに増えるワカメちゃん状態




昨日、書いていた内容がクラッシュしてチェッカーフラッグを受けられなかったので、再コースインして今日こそは完走を目指そう。(涙)



遂に、カマーン!マイフィールド!!っすよ。

青茶の世界。

一般的に今や、青茶は烏龍茶全般を指す用語になっていると思う。

半発酵茶。



生産地域、焙煎の具合、グレードの違い、などで青茶も例にたがわず星の数ほど品種がある。

まず中国本土もしくは台湾、という位置付け。

モチロン歴史的には本土から台湾へ渡っていった。

この回では台湾烏龍について書きなぐっていこうと思う。



中国茶というものを「サントリー」「プーアル」くらいしか認識の無い人だと、台湾を訪れて何かの機会に茶を飲むことになった際、驚くだろう。

なぜなら、既知の「サントリー」とは全く異なる黄金色の湯色。

飲めば、立ちのぼる煌びやかで鮮烈な花のような香り。



まず、ビックリする。

そして、店主もしくは茶を振る舞った方からは言われるだろう。

「これが台湾が誇る世界一の烏龍茶だ」と。



あながち、間違いではない。

台湾烏龍の特徴は、煌びやか・華やか・黄金色と言う認識でほぼ間違いないから。一発目のパンチ力がとても強い。

その一杯を飲めば、抜群のリラクゼーション効果や気分転換になる。



これは好みの問題になってくるんすけど。という前提のもとに。



一発目のパンチが強い茶葉は、その威力がどんどん脆弱になりやすい。

さらに、こういった特徴は言い方は悪いけど、素人にも分かりやすい性能のように思う。誰にでも分け隔てなく、分かりやすい。



だからこそ「サントリー」しか知らない探訪者は驚く。

こんな茶の世界があったのかっ!?・・・と。



・・・・・?

ん?

・・・あ、これ、、あっしの事じゃん(苦笑)



そうなんすよ、まさにあっしはココから門をくぐった。

そして良い師匠に巡り合ったおかげで、台湾烏龍だけで終わらず、それを取り巻く世界を見つける事が出来た。



さて、と。まあとにかく台湾烏龍の話。

台湾で茶を買いに店へ行くと、たいてい「美味しい高山烏龍アルヨ」と勧められる。



これって、よくよく考えたら、烏龍茶の樹木は台湾どころか本土だって、標高の高い山で生産されてるから、言ってみりゃどれもこれも高山烏龍なんじゃね?みたいな。

しかも「黄金色してるでしょ、これが最高の証アルヨ」

って言われた日には、それって焙煎の程度の問題じゃね?的な。

つまり、知らないのを良い事に、結構いいようにあしらわれてる。



それを回避してよい茶葉をゲットするためには、やはり知識とか多少必要になる。



例えばクルマを買いにディーラーへ行って、それがアメ車なのか日本車なのか、イタ車なのか・・・それも分からず金を払おうとするようなものだから。注文したいその先には、ファミリーカー、商用車、スポーツカーなどのジャンルもあるし、ボディーカラーだってこだわりたいだろう。車種によってはノーマルからスポーツまでのランク付けもある。



せめてこの辺りまでの知識がないと、お茶を売ってくれる人にも気持ちが通じない。



台湾茶の良いところは、素人にも分かりやすい。

品種も恐ろしく膨大な本土に比べれば、比較もしやすい。

これが何より大きい。飲み続けるモチベーションになるっすからな。

勿論高いのから安いのまで、いろいろ。



もし興味が出てきたら、とにかく茶葉に名のついている物を選ぶのが良いと思う。



台湾烏龍で流通してる代表的な物と言えば

*阿里山

*梨山

*杉林渓

*四季春

*凍頂

*木柵鉄観音

*東方美人

辺りじゃなかろうか?

これらの品種にそれぞれグレードがついてくる。

あと、焙煎の具合でも異なってくる。



台湾茶は名前も日本人には魅力的で、「四季春」なんてもう・・・

なんてロマンチック。

でも、茶葉としてはVITZ-RSやFIT-RSあたりの認識。

安い割に美味しいので、最初の一歩を踏み出すには大変オススメの茶葉。

なんとなく小慣れてきたら、ほかの茶葉と何が違うのかを比較するのも楽しい。



「東方美人」も、日本人には魅力的に聞こえる名前。

なんてアジアンビューティー!!

・・・。これは、あっしの好みなんすけど。

発酵が進み過ぎていて、ほとんど紅茶に感じるんすよ。

それなら、ちゃんと台湾紅茶飲みたい。

正直、東方美人は・・あっしは理解したい欲求が低い。

いや、別にパツキンのチャンネーが良いとか、そういう事じゃないっす。



面白いのが凍頂烏龍茶。

焙煎の火の入り方で、こうも味わいが変わるのか、、と。

当然、焙煎が弱ければ青々とした風味が強く、火が入る毎に香ばしさやコクを感じる。



こういうのを楽しんでると、時間がいくらあっても足りなくなる。



続く
#お茶

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