母をたずねて三百哩  

家の庭からの眺望。

静かで、平和で、美しい。たまにUFOと野生獣の出没する、特別な場所。


WA州の北方、Osoyooのイミグレーションも近い場所に、あっしの大切な人がいる。
オロビルという小さな街から、さらに山を駆け上がり、人の気配が薄れていく奥深い景色に、彼女の家と牧場がある。

あっしがシアトル行く時は「ココ」に帰ることが目的の一つでもある。
スティーブンスパスを越え、約300マイルの道のりだけど、道中の景色もまた美しい。

とはいえ、いつもいつも同じルートの往復ではダルいから、たまにはカーフェリーでカナダ・BC州ビクトリアへ渡り、バンクーバー経由で米国・WA州にアプローチしたり、またその逆ルートを走破したり・・・。

今回は、旅程がタイトなことと諸事情もあって、スティーブンスパス・ルートの往復。
なんなら一日で往復したい距離ではあるけど、体力温存のために一泊。

この「米国の母」には、あっしのNASCAR時代に大変世話になった。いつの間にか、あっしの「母」を勝手に名乗ってはいるけど、確かに、それほどの間柄でもある。

この人に会うためだけに旅程を使うのは「里帰り」の由縁なんすよ。
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