6月
18日,
2013年
ISLE OF MAN
レース屋として、マン島TTほど素人の頃の自分になれるレースはない。
自由をもたらす翼のような存在だったオートバイ。
ただただ速く走りたい、遠くへ行ってみたい。
そんな欲求を満たしてくれた、昔の、あの頃。
今だって、クルマもバイクも速く走りたい・・と思ってアクセルも開ける。
が、昔とは違う。あの頃ほどピュアに開けてない。
マン島TTは、そんな気持ちを持ち続ける男のためのレース。
いや、近代レースから逸脱するその様は「レース」ではなく、やっぱり「TT」なんだと思う。
無条件に、無性に魅力を感じる。
レーシングの原点だから。
ただ、そうは言っても・・・。
だからといって、マン島TTは目標にはならない。
なぜなら「TT」であって「レース」だとは思えないから。
でも、一度は溶け込みたいものだ、あの空気に。
いつか訪れてみたい、男としての憧れの地へ。
ワオ!と言っているユーザー
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