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それぞれの終わりには、
必ず新しい始まりがある
『ペテロの葬列』
宮部みゆき著
集英社(2013/12/20)
690ページの分厚い本です
文化の香らない市に住む悲しい現実。
新刊本や話題の本は、1年近く待たなければ、借りて読むことができません。
ドラマが終わったときには、既に200人待ち。
少し待とうと思い、年を越してから予約しても、相変わらずの順番待ちでした。
内容(「BOOK」データベースより)
今多コンツェルン会長室直属・グループ広報室に勤める杉村三郎はある日、拳銃を持った老人によるバスジャックに遭遇。
事件は3時間ほどであっけなく解決したかに見えたのだが―。
しかし、そこからが本当の謎の始まりだった!
事件の真の動機の裏側には、日本という国、そして人間の本質に潜む闇が隠されていた!
あの杉村三郎が巻き込まれる最凶最悪の事件!?
息もつけない緊迫感の中、物語は二転三転、
そして驚愕のラストへ!
『誰か』『名もなき毒』に続く杉村三郎シリーズ待望の第3弾。
このシリーズは、ドラマを見て、原作本を読んでいます。
『誰か』『名もなき毒』は、原作に忠実でしたが、これは少し違いました。
ドラマのラストに納得できなかったのですが、原作は少しニュアンスが違っていました。
690ページの分厚い本でした。
宮本氏の本だと、上・下に分かれるのに、一冊に纏めるとは、買う場合にはお得感があります。←これ以上本を増やしたくないので、買わないけれど(笑)
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