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絵日記綺譚

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奇跡の一本!佐野元春、BOOWY、尾崎豊…伝説のあの日が甦る

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『ベイビー大丈夫かっ BEATCHILD 1987』 ©BEATCHILD1987製作委員会


映画パーソナリティーのコトブキツカサさんが、今週末に公開される映画を“映画のウィスプ(裏ネタ・噂話)”を交えてオススメします。毎週木曜日更新! 第27回は『ベイビー大丈夫かっ BEATCHILD 1987』です。


様々な困難を乗り越えて完成した奇跡のドキュメンタリー作品!


1987年の夏。集客予定は3万人だったにもかかわらず最終的に7万2千人の観客が集まった、南阿蘇でのオールナイト野外ロックフェス「BEAT CHILD1987」の映像を編集したドキュメンタリー作品。
 
時に映画は奇跡を観客に届けますが、本作は実現不可能と思われた伝説のロックフェスの映像化に成功。音楽利権などの壁を超え様々なプロダクションに所属するアーティストが出演する映像を、1本のドキュメンタリー映画として完成させたのは奇跡と言っても過言ではないと思います。

しかし映画執筆者として正直な話、本作を今回オススメするか否か相当迷いました。それはドキュメンタリー映画として個人的趣味と相反する場面が多々あるからです。観客やアーティストの移動を早送りする演出効果は些か疑問ですし、少々湿っぽいと感じるナレーション、そして構成や編集も客観性に欠けている所があると感じました。(監督自身が26年前の「BEAT CHILD 1987」でカメラを回していたので、思い入れが強過ぎるのかもしれません…) しかし、何故この作品を推薦するか?それは圧倒的な素材の力なのです!
 
本作の出演アーティストは尾崎豊、ザ・ブルーハーツ、岡村靖幸、レッドウォーリアーズ、白井貴子、ハウンド・ドッグ、渡辺美里、佐野元春、ボウイ。リハーサルで渡辺美里と尾崎豊が話し合う姿、出番直前のダイアモンド☆ユカイとその姿を舞台袖で見守るブルーハーツのヒロトが言葉は交わさず頷き合う場面、雨中での氷室と布袋のダンスなど至極であり白眉なシーンの連続なのです。
 
本作はDVD化やテレビ放送やネット配信は一切予定にない、劇場だけの特別ロードショー。当時全盛のアーティスト達を知る方も知らない若い世代の方も、是非とも劇場に足を運び非日常を体現したこのドキュメンタリーライブを浴びて欲しいと思います。


『ベイビー大丈夫かっ BEATCHILD 1987』 2013年10月26日(土)公開 【作品情報はこちら】



■ コトブキツカサ(映画パーソナリティ)


筆者プロフィール


コトブキツカサ
「映画心理分析」やその人に合った映画を「処方」する「処方箋映画」が得意。twitter「@kotobukitsukasa」で検索!


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