四季織々〜景望綴

PTA会長さんの祝辞


祝　　　辞
　
彼岸桜のつぼみが膨らみ、今、まさに花開こうとしています。
第三十二回卒業式にあたり、ＰＴＡ保護者を代表して心からのお祝いを
申し上げます。

三年生のみなさん、
ご卒業おめでとうございます。

思い起こせば、三年前には、ぶかぶかだった標準服が、今ではテカテカに光って、小さくなりましたね。
体育大会、文化総合発表会、ウォークラリー、修学旅行ほか、数々の行事、そして、クラスや部活動で、仲間たちと共に、笑い励まし合い、時には気持ちがすれ違って、悩んだこともあったでしょう。
思春期で、反抗期でもあり、保護者の言うことも、先生の言うことも聞かないということがしばしばあったのではないでしょうか。
その気持ちを正道へと忍耐強く導いてくださった先生方の大変さを目の当たりにして、人が人を育てているのだと実感しました。
　中学校の三年間は、過ぎてしまえば、あっと言う間のことだったと思います。
　しかし、この三年間は、生涯の宝物になるのではないでしょうか。
中学校は、子どもから大人になる途中の貴重な体験を積み重ねる学び舎であったと思います。
この先、高校生になっても、社会人になっても、中学校で学んだことが役に立つ日が必ずきます。
人生は、筋書きのないストーリー。
そのストーリーの中で、たくさんの楽しいことや、また、たくさんの苦しいことに直面することと思います。
その時、あなたたちは、中学校で培った力と、若さを駆使して乗り越え、素晴らしいストーリーを描けると信じています。

最後に、誰でも知っている５つの文字「ありがとう」は、短い言葉ですが、大変ステキな言葉だと思います。
私は、この年になって、やっとこの言葉が素直に言えるようになってきた気がします。
友達と喧嘩して、仲直りした時に
「ありがとう」
お世話になった先生に「ありがとう」
お母さん生んでくれて「ありがとう」
お母さんほど何もできないけれど、
がんばっているお父さん「ありがとう」
いつも見守ってくれている家族に
「ありがとう」
もし、今日、先生、お父さん、お母さん、家族に、目を見つめながら「ありがとう」と言ったら、泣いてしまうかもしれませんよ。
いつも「ありがとう」という言葉を
心に留めおいてほしいと思います。

毎朝、校門で挨拶をしながら、みなさんのみなぎる若さと笑顔に勇気づけられ、何度も元気をもらいました。

「みんな、ありがとう」

校長先生をはじめ、諸先生方、
保護者の皆様、地域の方々、ありがとうございます。
心からの感謝と祝福の意を表して、祝辞といたします。

平成二十三年三月十一日

中学校ＰＴＡ会長

ギザギザハートの子守唄/チェッカーズを贈ります。

卒業式・・・。

一つの節目ですよね。
また人生の階段を上った感じですね・・・。
これからどんどん変わっていくんじゃないでしょうか・・・。

トロコテン式な気もしましたが、一応義務教育を終えました。

これからも、凡人の親にとって、驚きの出来事の連続だと思います。
良い方へ変わってほしいです。

どんな風に化けてくれるんでしょう
楽しみです
心配でもありますけどね

自分の持ち味を伸ばしてほしいです。
良い出逢いがあることを期待したいです。

卒業式のコサージュ