小倉織 縞が織りなす無限の世界
2月
26日
小倉織は、着物を着ることに興味を持ち始めた数年前から気になっていたのですが、
縞模様の渋さと木綿の質感に違和感がありました。
わたしは、やわらかものの絹織物が好きです。
今年はわたしの中で「染めと織り」に興味が湧く年になりそうなので、まずは「小倉織」を
覗いてみることにしました。
いつもは貸し切り状態で、おひとりさま見学を満喫する展示室が染織家・築城則子さんの
ギャラリートークということで、100名を超える賑わいでした。
縦糸で文様を描くので、縞模様になるとか・・・
その縞が面白くないと今まで思っていたのですが、
今回目の当たりにすると、
微妙な色彩の縞模様に自然の息吹を感じました。
縞模様の中に風や匂いを感じたのです。
紅梅色 を出すためには、梅の蕾の頃の枝を煮出して色を作るのだそうです。
梅の花が咲いた後では、花に色を取られて、ベージュが強いピンク色になるそうです。
梨木香歩さんの『からくり からくさ』を連想しました。
徳川家康の遺品の中に「小倉織」が残されていたとか・・・。
江戸時代〜小倉織は小倉の織物として、名を馳せていたのに技術を後世に伝えるのに失敗して廃れていったとか・・・。
一番「へぇ〜〜〜」と感じたのは、小倉高校の霜降り制服が小倉織だったこと。
昭和40年代までは、小倉織で作られていたらしく・・・今の無駄に暑いポリエステルの霜降りとは違い、丈夫で涼しかったとのこと。
丈夫な生地の当時の霜降り制服が展示されていました。
夏目漱石の「坊っちゃん」にも小倉織が出てくるとか。
本日の小倉城もしっかり写真に撮りました。
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風は冷たいものの良く晴れた一日でした。
投稿日 2011-02-26 20:23
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投稿日 2011-02-27 05:24
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投稿日 2011-02-27 05:25
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投稿日 2011-02-27 05:26
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投稿日 2011-02-28 05:13
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投稿日 2011-02-28 05:17
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投稿日 2011-02-28 14:17
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投稿日 2011-03-01 01:24
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