「若い」とか「変わらない」といわれると嬉しいけれど、複雑な気持ちもあります。
9月
15日
東洋医学の文献『黄帝内経( こうていだいけい )』に、
・女性は7の倍数
・男性は8の倍数
の年齢の時に節目を迎え、体に変化が訪れるという記述がある。
女性が7の倍数の年齢に、体の変化が訪れるというのは、わたし自身や友だち、クライアントさんをみてても当たっているなと思う。
もちろん、個人差はあるけれど。
" 老化 " は、「病気」ではなくて「変化」。
7の倍数で、自分の体の変化が早まっていたりしないか確認して、健康美のために、食事や睡眠、運動などのライフスタイルを見直すといいかも。。。
最近、仏教でいう四苦八苦の " 老苦 " が分かるように。
それなのに、ひさびさに会う人とかに「変わらない」と言われる。
不思議なのは、わたしの昔を知らない人にも「変わらなそう」と言われる。
これ、ここ15年ぐらいの不思議なんだよね。
20代のころ、老けて見られていたから、そこからあまり変わっていないということなのかな???
若く見られたり、変わらないと言われると、うれしいけれど、「わたし、むかしからこんなに老けてた?!」と、複雑な気持ちになる (笑)。
日本は、まだ20代でも、30歳が近くなると、若いとは言われなくなる風潮がある気がする。
だからだったのか、25歳になって、30歳が近づいているころ、30歳という年齢が、ジェット工スターの降下する直前の位置のような気がしていた。
30歳になると、女性として何かが急降下するような感覚があったんだよね。
でも、26歳、27歳・・・と歳月が過ぎたら「あら、30歳で急降下すると思っていたけれど、そうでもないかも?!」と思うよになっていたな。
そして、20代はよく老けて見られていたけれど、30歳に突入したら、なぜか若く見られるようになっていた。
でも、35歳ぐらいになって、40歳という年齢が見えてきたとき、「若い」と言われると、「見た目が若いならうれしいけれど、青くみられているのなら、若いということばもうれしくない」と思うように。
そんなに立派な人生を生きてきたわけではないけれど、いろいろな体験をして、すこしは成長している自分がいたから、青いという若さなら、うれしくないなと思っていたな。
そしていま、50歳をまえにして、妙な開き直りがでてきた(笑)。
そりゃ、ハタチのころの肌と体力に戻れるならば、どんなことをしても " 若さという美貌 " を手に入れたい!という気持ちもあるけれど、でもね、不思議なことに、" 女 " ではなくて、" 女性 " でいられるラクさがあるんだよね。
「女性は50歳になるとまたよくなる」と、諸先輩たちが言っていた。
そのときは、「ええぇぇぇ」と思って、なんのことなのか分からなかったけれど、こんな感覚のことなのかな、、、と。
「Kaonちゃん、キレイ!」と言ってくれるのは、近所の子どもたちぐらいだけど、いま、50歳という年齢が近づいてきて、50代という年齢が楽しみとなってきている。
" 女 " として、歳をとるのは怖かったけれど、なぜか、いまは " 女 " でなくなった自分が心地いい (^^)
そう言っても、「歳だけはとりたくない!」ということばは痛感しているわよ~ (笑)。
だって、ヒシヒシと体力と筋力の衰えを感じるからね、、、
そんな自分を大切にしながら、その歳その歳の旬を満喫して生きていこうっと♪