わたしは整体の仕事もしています。 仕事でクライアントさんの話を聞く中で、西洋医学と東洋医学の得意な部分を勘違いされている方がチラホラといらっしゃるのが気になっていて、、、 だから、違いを知った上で選択をして健康管理をされた方が良いのでは?!と思うので、西洋医学と東洋医学の違いを大雑把に書いてみようと思います。 わたしが文中で使う西洋医学と東洋医学という言葉は、下記のとおりに区分して説明しています。 ( 注意 : 学校や人によって概念の違いがあります。簡単に説明するために、今回は下のように区分したと思ってお読みください ) ・西洋医学 → 内科・外科・皮膚科などのいわゆる病院で健康保険治療。化学療法。 ・東洋医学 → 針・灸・漢方などの健康保険外で、代替療法とか自然療法とか言われることも多い。 ※ 漢方薬とか一部、保険適用されるものもありますが、説明を分かりやすくするために東洋医学の方に分類しています。 西洋医学と東洋医学、どちらも必要。ただ、利用する段階や利用の仕方に違いがあると思います。得意とする部分が違うというか。 体力や年齢、慢性病があるかないかとか、重病人かどうかでも違ってくると思いますが、 ・西洋医学は対処療法 → 速攻性あり。体の部分の症状を抑える。事故とかの怪我や生命の危機などの緊急時に強い。薬を長く飲み続けることによる副作用あり。 ・東洋医学は根本療法 → 時間が掛かるが、根本的に改善 ( 体質改善 ) 。慢性病などに強い。副作用は基本的になし。 ( 注 : 漢方なども摂り過ぎによる害があったり、早く効果がでる場合もあり ) ちなみに、わたしはまずは東洋医学系の療法を選びます。昨今の西洋医学では「抗生物質の摂り過ぎで、耐性菌が出来てしまい効かなくなっている・・・」という見解もあるし、副作用が基本的にはないから。 だから、西洋医学の治療や薬はイザという時に飲もうと思って! 30歳ぐらいから代替療法をいろいろと学び始めてから、薬は飲んだことはないです。 ただ、歯科治療は神経を抜く時とか、抜歯の時とかは痛みに耐えられないから、麻酔をしてもらっています。だけど、治療後にもらった抗生物質は飲んでいません。でも、特には何も起こってはいません。 ( 注意 : 健康と体力、免疫力に自信がない方は西洋医学の先生に相談したり、指示に従うのが良いと思います、自己責任なので ) 余談 : 針治療で痛みがなくなるツボというのがあるらしく、 針の先生などは抜歯前にそのツボに針を打って臨む方がいらっしゃるみたいです。もし試して効果があったら体験を聞かせて下さいね~! 健康で免疫力があれば、そうそう滅多なことは起こりはしないはず。今までの体験から実感しています。 最低限これを踏まえた上で、どちらにするか、どちらも利用するかを決められると良いと思います。 「統合医療」と言われ始めてもう何年も経ちますが、まだまだ日本には根付いていないですね。 西洋医学と東洋医学が得意な分野をカバーし合いながら健康にしていく!そんな世の中になったら良いな~と。 でも、「統合医療」が実現した世の中になっても、健康にはなれない方が!さてさて、それはどんな方だと思います?! それは、日常生活などに問題のある方。 外食やコンビニ弁当ばかりだったり、暴飲暴食して毎晩飲み歩いていたり、カウチポテト族 [注1] とか。 そういう方は、西洋医学だろうが東洋医学だろうが、一時的に良くなっても、また元に戻りますよね。 西洋医学や保険などで言われている3大疾病 ・ガン ( 悪性新生物 ) ・急性心筋梗塞 ・脳卒中 またの名を「生活習慣病」と言うんです。 生活習慣病というと、3大疾病以外にプラス ・糖尿病 ・高血圧症 ・肝疾患 ・腎疾患 と7つに。 この「生活習慣病」という言葉を初めて知った時、「西洋医学の先生方、なんて分かりやすいネーミングを!」と、感動! そう、だから日頃から、聖人君主になれとは言いませんが、大雑把でも「快眠・快食・快便・適度な運動」をね、日頃から (^_-)-☆ [注1] カウチポテト族とは? ソファー(カウチ)に座り込んだり、寝そべったまま動かず、主にテレビを見てだらだらと長時間を過ごす人を、「ソファーの上に転がっているジャガイモ」にたとえて揶揄または自嘲した、アメリカの俗語的表現。