梅雨に入ってしとしと雨が降る。五月の明るい陽と花々は行ってしまった。
6月
12日
■小川のせせらぎは語ります。
秋には、
「色づく葉、旅立つ種。別れもまた、次の始まりだね」
「色づく葉、旅立つ種。別れもまた、次の始まりだね」
冬には、
「静けさの中で眠っていて。雪が溶けたら、また会おう」
「静けさの中で眠っていて。雪が溶けたら、また会おう」
そして時には、
「君の姿は変わらなくても、僕は日々、違う空を映して流れていく。だけど、いつもここにいるよ」
「君の姿は変わらなくても、僕は日々、違う空を映して流れていく。だけど、いつもここにいるよ」