■工房・技術の説明文 ドイツの工房では、自社製品の修理も承っていました。 そこに持ち込まれた主な修理内容は、 鞄のハンドルやショルダーの付け根の縫い目がほつれる、 あるいは革がミシン目に沿って破れる、 というものでした。 荷物を入れた際に最も負荷のかかる部分をミシン縫いのみで 仕上げるということは出来るだけ避け、 カシメ留めやその他の方法を組み合わせ、 可能な限り修理が必要な状態になるまでの時間を延ばせるよう 工夫を凝らし、構造設計をしています。