コクトーの名前を知ったのは、この漫画だったかもしれない。
6月
12日
なぜ「私の耳」が「員の殻」かということにある。
誰でも掌で耳をすつぱり覆つたり、コップを耳にかぶせて遊んだことがあると思う。
その時間こえる音は、風の音だろうか。
普段は意識していない周囲の音が、覆われた空間の中で反響しあうのだろうか。
それとも耳の中の、血液が流れる音を拾っているのかも知れない。
浜辺で見つけた二枚員や巻き貝を耳に当て、それを海の音と称する遊びもまたごく普通に行われることだ。
(「百億の昼と千億の夜」光瀬龍より)
■ちばてつやの「島っ子」という漫画かもしれない。コクトーのこの詩。
ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ