平安時代からの「命の旅人」を迎えて、今、自分がいる。
1月
21日
蔵に残された文化・文政時代から、明治維新に至る木版の和装本を見て、このまま消え去るのは無念であった。父の3回忌を機に、私たちの「物語」をまとめてみようと思った。
また、ファミリー・ツリーを遡行してみると、様々なドラマが展開していたことも知ることになった。
仕事・生活・子育てに追われながらも、激動の昭和史を駆け抜けた両親に、一番多くの「ありがとう」を言いたかったが、最も少なかったのではと思う。写真集を作成して意を表したい。
写真や資料はあるものをかき集めて、短時間のうちに作製し た。写真類はスキャナーで読み取って、明暗・色合い・明瞭度を調整したが、限界があった。
私たちの歴史の「大いなる不思議」を感じながら楽しく製作することができた。