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投稿日 2024-10-10 23:45
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
日本時間10日午後8時、スウェーデン・アカデミーは今年のノーベル文学賞を韓国の女性作家<韓江(ハン・ガン)>氏(53)に授与すると発表しました。 韓国人の文学賞受賞は初めてで、アジア人女性としても初めてになります。 <韓江(ハン・ガン)>氏は、1993年に詩人としてキャリアをスタートし、その...
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投稿日 2022-12-16 17:05
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ファルコン
16日付で「第168回芥川・直木賞」の候補作が発表されています。芥川賞は候補2度目の<鈴木涼美>さん(39)と米国人の<グレゴリー・ケズナジャット>さん(38)ら初ノミネート4人、直木賞は候補3度目の<千早茜>さん(43)や2度目の<小川哲>さん(35)ら5人が名を連ねています。候補作品は、【芥川賞...
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投稿日 2022-10-07 05:45
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6日、スウェーデン・アカデミーは今年のノーベル文学賞をフランスの作家<アニー・エルノー>さん(82)に授与すると発表しています。「個人的な記憶の根源や束縛を明らかにする勇気と洞察力」などが授賞理由。フランスからの文学賞受賞は、2014年の<パトリック・モディアノ>さん以来となります。<アニー・エルノー>さんは1940年9月1日、フランス北部ノルマンディー地方のリルボンヌで生まれ、喫茶店と食料品店を兼ねた店を経営する両親のもとで育ちました。そしてジェンダーや階級などによる格差を経験してきたみずからの人生をさまざまな角度から観察し、数多くの自伝小説の題材にしてきました。同地方の大学を卒業後、高校や...
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投稿日 2022-09-08 09:05
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7日、<若竹千佐子>さんの芥川賞受賞作『おらおらでひとりいぐも』(2017年11月・河出書房新社刊)がドイツのリベラトゥール賞に選ばれたと発表されています。同国の文学協会が1987年に創設され、ドイツで翻訳出版されたアジアやアフリカ、ラテンアメリカ、アラブ地域の女性作家の作品を対象とし、日本人の受賞...
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投稿日 2022-08-24 09:25
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23日、第58回谷崎潤一郎賞(中央公論新社主催)は、<池澤夏樹>、<川上弘美>、<桐野夏生>、<筒井康隆>、<堀江敏幸>の選考委員5氏による審査の結果、<吉本ばなな>さん(58)の短編集『ミトンとふびん』(新潮社)に決まっています。選評は、10月7日発売の『中央公論』11月号に掲載される予定です。賞...
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投稿日 2022-05-19 09:25
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フランス学士院は、イタリアの文化人の名前を冠した「チノ・デルドゥカ世界文学賞」の今年の受賞者に、作家の<村上春樹>(73)を選出しています。同賞は「現代のヒューマニズムのメッセージ」を表現する仏内外の作家に授与されています。賞金は20万ユーロ(約2700万円)で、ノーベル文学賞(約1億2700万円)...
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投稿日 2022-05-17 09:25
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16日、第35回三島由紀夫賞(新潮文芸振興会主催)は<岡田利規>さん(48)の『ブロッコリー・レボリューション』(「新潮」2022年2月号)に決まっています。<岡田利規>さんは、1973年7月10日生まれ、日本の劇作家、演出家、小説家。チェルフィッチュ主宰。神奈川県横浜市出身、熊本県在住。2005年、『三月の5日間』で第49回岸田國士戯曲賞を受賞。2008年4月、『わたしたちに許された特別な時間の終わり』で第2回大江健三郎賞受賞。2015年4月、『現在地』で第28回三島由紀夫賞候補になるも落選。『未練の幽霊と怪物 挫波/敦賀』で、第72回(2020年度)読売文学賞受賞。また、第35回山本周五郎...
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投稿日 2022-04-08 00:05
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7日、講談社は世界的に権威ある英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳部門「ブッカー国際賞」の最終候補6作品に<川上未映子>さん(45)の長編小説『ヘヴン』(講談社文庫)の英訳版『Heaven』(サム・ベット、デビッド・ボイド訳)が選ばれたと発表しています。受賞作は現地時間の5月26日に決まる予定です。『ヘ...
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投稿日 2022-01-20 09:25
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19日、第166回芥川・直木賞の選考会が東京・築地の新喜楽で開かれ、芥川賞に<砂川文次>さんの『ブラックボックス』(群像2021年8月号)が選ばれています。直木賞は、<今村翔吾>さんの『塞王の楯』と、<米澤穂信>さんの『黒牢城』に決まっています。<砂川文次>さんは、大阪府生まれの31歳。大学卒業後に自衛官になったあと小説を書き始め、2016年に『市街戦』で文芸誌の新人賞を受賞してデビューしました。現在は東京都内の区役所に勤めながら創作活動を続けて候補3回目での受賞です。作品は、コロナ禍に自転車便のメッセンジャーとして働く28歳男性の物語。将来への不安と鬱憤を抱えながら日々をやり過ごす主人公は、...
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投稿日 2021-12-17 22:05
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16日、日本文学振興会は「第166回芥川龍之介賞・直木三十五賞」の候補10作を発表しています。直木賞にはアニメ化・映画化もされた『氷菓』などで知られる<米澤穂信>氏(43)が、今年の山田風太郎賞に加え、ミステリー小説ランキング国内部門3冠も達成した『黒牢城』で3回目の候補入りとなったほか、芥川賞では...