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私が仕事を始めた1990年代はセクハラだらけでした(日本での話です)。 ある遠方からの大型クライアントさんは、どうしても一緒に泊まりたい!と高級ホテルを予約。断っても断っても更なる広告契約をちらつかせながら「絶対に何もしないから!」――そしてうら若き営業ガールの私はそれを振り切れず…。 今、しみじみ...
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富裕層向けブラックカード会社、ラグジュアリーカードさんが発行されている雑誌『ラグジュアリーマガジン』の冬号が発表になりました。カード会員様向けのこの贅沢な雑誌の日本語版は、実は弊社が毎号、翻訳・編集、データ作成を担当させていただいています(全250ページの分厚さです!)。★ラグジュアリーカードさんの公式サイトはこちらhttp://www.luxurycard.co.jp/ さすが富裕層向けの雑誌だけあって、紹介されているのは、普通の雑誌では見られないような美しい品々、デザイン、世界屈指のスポットばかり。制作メンバーからはいつも感嘆の声、時に絶句の声(?)まで上がります。不動産情報ページなんて、...
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以前、「石井式」という幼児教育の現場にいたことがあります。1~2歳児から漢字を見せて読ませていく独自の方式は、幼稚園の先生などからは「幼児に漢字を読ませるなんて」と非難されがちでしたが、そのコンセプトである「単語を知っていることで、それを見たときに認識でき、感じることができるようになる」というのは、...
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先週の木曜日はアメリカにおける最大の祝日、サンクスギビングでした。サンクスギビングとは、イギリスからの入植者がアメリカの先住民を招いて催した祝宴を起源としています。食糧難に苦しむ入植者を先住民が救ったことに対する、文字通り感謝の気持ちを表す祝宴でした。しかし現代では、家族が集まって時間を過ごす、日本におけるお正月のような役割の祝日となっています(ちなみにアメリカではお正月はあっさりしています)。 この季節で最も災難を被るのは、なんといっても七面鳥です。感謝祭の期間だけで、実に4600万羽の七面鳥がアメリカ国内で消費され、どの家でも大きな七面鳥を、これまた大きな備え付けオーブンで焼き上げます。 ...