香りの記憶
10月
17日
毎日を自分史上で最高の1日にアップグレード
じぶんを見つけてじぶんを創る
じぶん迷子サポーター脇坂史子です。
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今の時期は
金木犀の香りに癒されます。
今は癒される香りになりましたが
少し前までは苦手な香りでした。
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金木犀の香りを嗅ぐと
いつも小学生の頃の出来事を思い出していたからです。
家の金木犀から甘い香りが漂い始めると
とにかく憂鬱でした。
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「あんたの家からはトイレの花のにおいがする」と
周りから揶揄われるので
金木犀の香りは大嫌いでした。
当時の学校のトイレの芳香剤の匂いが
金木犀だったのです。
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金木犀を庭から撤去して欲しいと
親に泣きついたこともありますが、
「植物に罪はない」とあっさり却下されました。
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小学生時代はずっとこれが続いたので
金木犀の香りが苦手になってしまいました。
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嗅覚は脳にダイレクトに届くのて
思考をすっ飛ばし
あれこれ考える前に香りに紐づいた思い出が
一気にフラッシュバックします。
その度に意味なく憂鬱になっていたのでした。
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そんな苦手だった香りに
今は癒されているのですから
人の身体は本当に不思議です。
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嫌な記憶を楽しい記憶に上書きできたので
今は苦しくなることもありません。
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晩ご飯後のウォーキング時に
金木犀の香りに包まれながら
夫婦や母娘で笑いながら歩いているうちに
嫌な記憶は楽しい記憶に変わっていきました。
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昔も今も金木犀の香りは同じ、
違うのは昔と今の私の捉え方です。
事実は一つでも捉え方は無数にある、を
ここでも感じたのでした。
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