仕事をセーブは迷惑なこと？
7月
3日
お仕事では
最近、続けて
30代の新米ママと一緒になる機会があり、
環境も会社も違う2人のママから
なんと、続けて同じ話（彼女達の思い）を
聞いたのです。
それは…
「仕事をセーブしてる今が嫌」
「育児も仕事も手を抜きたくない」
「仕事でしっかり結果を残したい」
「誰かに代わってもらうのは申し訳なくて嫌」
話を聞いていて
かつての私の姿と、完全に被りました。
20年前の育児休暇が明けたての私は
目の前で悩む彼女達と同じ気持ちで
毎日を過ごしていたのでした。
子供は可愛い。
存在に癒され、
活力や勇気をもたらしてくれます。
仕事は社会と繋がる一つのツール、
自分自身を表現できて
存在価値を肌で感じる事ができます。
育児休暇で家にいる間は
家事や育児に専念しながらも
仕事の事が頭の中を過っていました。
ずっと家に引きこもっていると
社会と分断されているように感じて
急に不安になる事が何度もありました。
パートナーが普段通りに仕事をしていると
尚更、不安な気持ちが助長されたのでした。
こんなに不安なのに
誰も私の気持ちをわかってくれない…
社会復帰したら
すごく頑張って
必要とされる人になろう。
そう思って育児休暇中を過ごしていたので
やっと職場復帰した時、
あの不安な気持ちはもう味わいたくないと
強く思ったのです。
なのに
時短勤務で任される仕事が少なかったり、
周りが業務を肩代わりしてくれると
自分が必要とされていないように感じて
勝手に焦ってしまい、
もっと仕事量を増やさなくちゃ、
もっと任せてもらえるようにならなくちゃ、と
いきなりハードルを上げようとします。
育児休暇中がワンオペ育児だった場合、
甘える事が下手になっている事もあり
たくさん仕事を引き受けて
自爆してしまいがちです。
こうなったら
ひとりで空回りが続き
こんなんじゃダメだと
余計に焦ってしまい
さらに悪循環…
周りは何も文句は言わないし
むしろ、助けようとしてくれていました。
仕事をセーブしているのは
育児と両立をめざしているからなので
誰も何も言わないでサポートしてくれました。
が、必死すぎて
周りの温かな気持ちを
感じられなかったのです。
今から思えば
もっと素直に甘えていたら良かったと
本気で思います。
だから、
素直に甘えられないママ達の気持ちは
痛いほどわかります。
焦る気持ちも
周りからハラハラしながら見守る気持ちも
どちらの立場も気持ちもわかるようになった今、
敢えて思うのは
「何事も順番に循環している」こと。
今は甘えて助けてもらう立場だけれど、
何年か経ったら
別のママをサポートする側になり
その時に誰かを全力でサポートすれば
それで良いと思うのです。
私もそうでした。
そして、私の知るかつての新米ママ達も
みんな同じだから。
仕事をセーブするのは
迷惑だとなことではありません。
心苦しい気持ちは
後からいきてきます。
ジャンプする前に姿勢を低くしている今、
より高く跳ぶために
パワー温存しましょう。
そして、
育児は究極の社会貢献だと私は思います。
未来を育てているのですから！
ゆっくりでいい、
セーブしてもいい、
自信持って進みましょう！
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