生きやすくなったキッカケ
6月
5日
私がコーチングと出会ったのは今から7年前。
40代前半、
うまくいかない日々に疲弊していました。
完璧主義でねばならないに縛られた育児、
周りとの人間関係でストレスフルな毎日、
どうしてこんなに苦しいのか
楽になるにはどうすればいいのか
必死でもがいていました。
そんな時に知った「コーチング」の存在、
藁をも掴む思いでセッションを申し込みました。
そこはまったく新しく世界でした。
否定されない、安心安全な場所で
ないもの探しばかりしていた私に
持っている物やあるものが沢山ある事を
知らせてくれました。
歳を重ねると思考の癖を変えるのは難しいと
思っているだけ、思い込んでいただけでした。
人は何歳からでも変われます。
「行動した時から変われる」のです。
コーチングを受けて
私の中で大きく変わったのは
今、ある物を見つめる
事でした。
完璧主義で無い物探しの名人だった私は、
出来ていない事や、
欠乏している部分、
他人と比べて劣っている箇所を常に探しては、
「もっと頑張らないと今のままではダメだ」
とずっと走り続けようとしていました。
頑張ってる自分を認めないで
まだその先に向かって頑張ろうとしていたので
いつもヘトヘトでした。
自分の現在地を確認せずに
てっぺんを見ていたので、
「私なんてまだまだ、もっと頑張らないと」が
口癖になっていました。
周りから褒められても、
素直に受け取る事が出来ずに
「○○が出来てないからダメなんです」
「私なんかダメです」
と、相手の気持ちを台無しにしていました。
7割の仕上がりの時、
出来ていない残り3割ばかり見ていました。
頑張って成し得た7割は見ていませんでした。
「出来た事、ある物を見る」
癖付をするようになり、
私の見える景色が少しずつ変わっていきました。
これは周りが変わったのではなく
私の見る視点が変わったので
そう見えるようになったのです。
常に「○○しなくっちゃ」と
追われるような感情から解放され、
心から「あぁ、楽しいな」と
思える毎日を過ごせるようになったのです。
私たちは
それぞれのステージで
日々、頑張っています。
出来たこと、
今ある物をしっかり認めて
出来た自分を褒めて
前向きに今日も過ごそうと思います。