夢と、現実と、獣害対策と
4月
11日
父から受け継いだ畑に昨冬植えたタマネギは
春の陽射しを浴びてスクスク育つ途中です。
本来ならば
野菜の成長だけにフォーカスすれば
初夏には丸々としたタマネギが収穫できるはず。
手をかけた分成果の出やすい野菜作りは
夢もやり甲斐もあります。
ですが…
写真のようにこれが現実。
サルに荒らされてしまいました。
山の麓の畑で野菜を作るには
獣害対策が欠かせません。
イノシシやサルに畑を荒らされるだけでなく
生育途中の野菜を食べられてしまうのです。
我が家の畑も例外ではなく
畑の周りは柵で囲ってイノシシ対策、
畑の上部には電柵を張ってサル対策、
夏野菜にはカラスよけの設置も必須なので、
野菜を植える前に
獣たちに畑を荒らされない整備が欠かせません。
野菜作りだけでなくて
お金も労力も余分に必要になります。
イノシシ、サル共に被害がひどくなったのは
この10年ほどで
幼少期に祖母が畑にいる時の記憶では
柵も何もなく
山の麓に
ずらりと野菜の育つ畑が拡がっていました。
しかし
近年の自然環境の大きな変化で
動物たちが生きる場所を求めて移動し
彼らが定住し始め
個体数が増え出し被害が拡大し始めました。
元は人間が起こした事(環境変化)は
回り回って人間に還ってきています。
そして、人の少ない交通の便も良くない地域に
多く還ってきていることが
問題をさらに深刻にしています。
行政の対応も限界があり
自衛するしか手段はありません。
金銭的にも体力的にも
余分が必要になる野菜作りは
田舎の高齢化地域ではダメージも大きく、
苦労して作った野菜を無惨に荒らされて
心が折れて耕作を放棄する事例もあります。
みんな生きるためには必死です。
生活のために野菜を作る人間。
生きるために食べものを探す動物たち。
日本全国で耕作放棄地が増え
農業従事者も減少の一途を辿っています。
あまり大きくは報道されない獣害、
でもその土地で暮らす人々には深刻な問題です。
今年もサルやイノシシとの知恵比べは続きます。
みんなが共存、とはいかない現実、
それでも美味しく安全な野菜が育つように
自分にできる事を続けていく、
野菜作りseason3 スタートしました。
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