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両親のいないお正月

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両親のいないお正月
fumikoです。

今年のお正月、妹家族と共に
実家で過ごしました。

「ただいま」の声に「おかえり」と言いながら
嬉しそうに笑う父と母の姿はどこにもなくて
冷え切った家は暖房が直ぐに効かないくらいに
寒々しいオーラを出しています。

実家なのに父も母も居ない3回目のお正月、
言い表せない寂しさが押し寄せて来ました。

毎年のお正月は
私達姉妹の好きな物、孫達の好きな物を、
両親がいっぱい用意してくれていました。

いつも沢山になり過ぎて置き場所が無いほど
大好きな物で埋め尽くされたお正月、
久々に家族が揃って笑顔で過ごせるお正月は
本当に恵まれていて、幸せそのものでした。

実家は県内なので頻繁に出入りしているのに
お正月とお盆は何故か特別な感覚があり
大人数が揃うのが本当に楽しみでした。

去年はコロナの心配もあり姉妹で
別々の日に実家に泊まりお正月を過ごしましたが
今年は久々に短時間だけ集ることにしました。

出て来る話は楽しい思い出ばかり。
話が尽きません。

実家で過ごした後、
見送ってくれる両親の名残惜しそうな顔も
もう見ることが出来なくて
どこまで行っても
寂しさが纏わりついて離れません。

いつか子供達が巣立ったら
あんな風に名残惜しそうな顔をするのかなぁ、と
未来を少し想像して
更に寂しくなってしまう…
を繰り返していました。

夫婦2人で見送っても寂しかったはず、
父が亡くなり母ひとりで私たちを見送る時は
どれほど寂しいと思っていたのか想像すると
本当に胸が痛くなります。

45年以上もずっと両親が揃っていたので
有難い環境に甘えていたのは確かです。
「元気だし、まだ大丈夫」だと後回しにして
少しずつ小さく弱くなっていく親に
気付かないフリをしていた部分もあります。

親が1人になり、
そして両親共に居なくなってしまうと
こんなに切なくなるのだと
感じた3回目のお正月。
こんな感覚に慣れていくことも
まだ想像が出来ません。

2022年のお正月は
どんな気持ちで迎えたいんだろう?

鬼に笑われてもいい、
明るく笑って大切な人と過ごせる自分自身を
強くイメージし合おうと姉妹で約束しました。

生きている今、出来ることをする。

一回でも多く会って、
一回でも沢山笑いあって、
後悔するのは一回でも少なく。
そう思ったら後は実行あるのみ、ですね。

来年のお正月に向けた取り組みは
実はもうスタートしています!

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