一緒にいる時間は案外少ない
12月
2日
数日前は同居する義両親の
57年目の結婚記念日でした。
「今年も一緒に迎えられて良かった」
安堵の言葉の裏には
年々、様々な覚悟が増える現実があります。
長生きと並行して出てくる病気や介護の問題。
お互いに毎年結婚記念日を祝えることが
年を追うごとに当たり前ではなく
有難いことになること。
私たち夫婦も
その領域に足を踏み入れている事が
じわじわと押し寄せてきます。
よく考えてみたら
夫婦で共に過ごす時間は案外少ないなぁ、と
感じます。
そして夫婦だけでなく、
家族の時間も案外と少ないことも。
100年生きられる時代になり、
ちょうど折り返しが見えてきた今思うこと。
健康に生きられるのは後どれくらいなんだろう?
夫婦や家族で一緒に居られる時間は
互いに健康に生きている前提あってのこと。
そう思うと
日々の会話も
何気ない買い物やお出かけも
愛おしく感じるし、
ひとときを大切にしたいと思うのです。
一緒に過ごす時間は気分良く過ごしたいので
時間も気持ちも余裕があったほうがいいな、
と思ったり、
ずっと健康でいるには
毎日のちょっとした積み重ねが大切なので
食べ物や体を動かす事には
少しだけ注意を払っていこうと改めて思ったり。
寒くなってきたので
これからの食卓には鍋が欠かせません。
野菜で栄養摂りながら
楽しく会話できる時間を
例え少しでも作っていきたい、
晩ご飯のメニューを考えながら
ふと色々思った冬の始まった昼下がりです。