今しか言えないかも知れない事
11月
21日
家族や恋人など近い関係になるほど
コミュニケーションを
難しく感じる時があります。
「言わなくても分かると思ってた」
「〇〇してたのにわからなかった?」
よく考えると
ビジネスの場や、
ご近所さんなど他人とのやりとりでは、
こんな会話ではなく
相手の立場に立って
もっと丁寧に伝えているはずです。
近い関係になる程に
甘えも出てくるので
たやすく関係修復できると考えしまいます。
言わなくてもわかる筈だと
根拠のない自信を勘違いしてしまい
つい言葉足らずになってしまいがちです。
特に思うのは「感謝の気持ち」を
ちゃんと伝えられているかどうか、です。
分かっているのに
伝えられていない事が
私たちの日常には何と多い事でしょう。
言うのは一瞬、
でもその一瞬にたどり着く前に
心の中では葛藤や恥ずかしさが渦巻きます。
「今はいいや、次の時は言おう」と
思ってしまいます。
でも、もしかしたら??
次が来なかったら
永遠に言えないかも知れないのです。
誰もが自分の命がいつまで永らえているか
わかりません。
どれだけ健康な身体でも
事故や事件に遭遇して命を落とす危険だって
ゼロではありません。
実際、私がそうでした。
電話で「またね」と会話した3時間後、
父は帰らぬ人となりました。
ありがとうもごめんなさいも
最後のお別れも何も言えないまま、
私たち親子に「またね」は
やって来ませんでした。
「好き」
「ありがとう」
「ごめんなさい」
相手が近くなるほど、
「ちゃんと伝えられているかな?」
ふと思った時は
自分自身にも問いかけるようにしています。
素直な気持ち、
一回ずつちゃんと伝えて
後悔しない毎日を過ごしていきたいものです。
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