シリコンバレーの時代からシアトルに・・・それはクラウドコンピューティング開発から更にAI開発の世界的拠点がここシアトルに集結してきたから。
有名なVCは、シリコンバレーに集結しているので、資金調達ではまだまだシリコンバレーの存在感は大きいです。でも実ビジネスでは色々と動きがあります。
そうAI開発ではもう米国企業が世界をリードするだろう=シアトルが熱いと思っていた矢先、ダークホースが出てきました。
sensetime社(中国)
4月にUS$600M, 5月に更に$620Mと香港で2014年に創業してわずか4年でUS$1,220M(約1,300億円)の資金調達に成功しています。
日本本社もすでにありますが、その場所は東京ではなく、京都。
センスタイムジャパン
日本企業ではいち早くホンダが提携。車からジェット機開発で成功を納めているホンダ。自走二輪車にも個人的には注目しています。
AIは人でいう頭脳。その頭脳には多くのデータが集積されます。
同様にクラウドコンピューティングのプラットフォームではそのパイプで在ることから同様のBIG DATAビジネスの入り口が見えます。しかし、米国では中国企業が買収したそのプラットフォーム採用を辞めた企業も出ました。それは社内や顧客情報が中国に流れることを警戒してです。
AIではそれ以上のデータ収集と集約が可能になるでしょう。
米朝会談を控え、非核化が問われていますが、21世紀以降の社会、そうした戦争武器以上にAIという技術が世界中の色々な縮図を左右するという気がします。というのもこうした技術は、自動運転とか民間に広く採用される前に防衛、防犯、安全など政府・軍事レベルでの採用が先行する可能性は大きいと思います。
昨今というか1年以上?続く低俗な野党議員の行動やマスコミ報道は、世界中から日本を取り残すだけですね。題名のようなことは起こってほしくないですが、日本も目覚めないと。
話が逸れましたが、センスタイムのようなスピード感の在るダイナミックな動きを日本もチャレンジしないと・・・
アマゾン新本社社屋 The Spheres
Jungle City 4/23記事より転用
ちょっとシアトルを離れて戻ってみるとその短期間の変化に目を見張るものがあります。建設ラッシュの続くシアトル周辺。オフィスビルの代表格としてはアマゾン本社のThe Spheresがシアトルダウンタウンの新名所になりそうです。
建設ラッシュは何もオフィスビルだけでなく、ライトレールという空港からシアトルダウンタウンを結ぶ電車路線がさらに北と東に伸びていきます。完成すれば多少は渋滞が緩和されるかもしれませんが、すでに朝夕のラッシュアワーに限らず慢性的な渋滞が始まっているシアトル界隈です。通常湖の東湖畔地区(East SideのBellevue市やKirkland市)からシアトルまでは車で15分の距離ですが、1時間もかかることも珍しくなくなりました。
そして供給する住宅が足りないことから、売り家は2−3日で即売の状況だと聞きます。そこにチャイニーズマネーが入り、現金で買いながら価格上昇に一役買っているようです。不動産価格も5年前の倍以上になっているのではないでしょうか?
カリフォルニア州からGoogle, Facebookなどからのオフィス移転が続く一方、制裁ニュースで話題になっている中国からはアリババやHuawaiもすでにシアトルに進出してきています。
AIの世界的開発拠点となっているシアトル。ITでも半導体やハードウエア中心だったその名の通りのシリコンバレーに対して、ソフトウエア開発の拠点のシアトル。クラウド、BI, AIと移行する過程でIoTソリューションも射程距離でしょう。マイクロソフトもhttps://azure.microsoft.com/ja-jp/resources/videos/microsoft-ignite-2017-enable-edge-computing-with-azure-iot-edge/">Edge Computingへとシフト中。
みんなで渡れば怖くない的にシリコンバレー詣が多い日本企業やビジネスパーソン。シアトルも大いに注目に値すると思うのは、シアトルに拠点を持つものの半官びいきでしょうか?
澤さんと古川さんと @古川邸 in Kirkland
古川さんのご縁からマイクロソフトジャパンの澤さん夫婦と知り合いになりました。昨年のトロントであったWPCで澤さんの講演を聴講して私の方は一方的に面識があったのですが、シアトルでお会いしてお友達になるとは予想だにしていませんでした。
マイクロソフトの技術エバンジェリストで長髪。
日本的な所というかアナログから一番遠いところに居る人と勝手に思い込んでいたら大違い。会ったらなんと着物姿。そこから話が弾んで空手も現役で稽古。茶道や日本マナー講師でもあったりと意気投合とはこのことでしょうか?
今、こうしてシアトル空港でサンフランシスコ行きの飛行機を待っているのですが、今週末から少林寺拳法の世界大会と講習会に出席。実は、日曜日のパーティーには着物でと思い、安物ですが先月日本で仕入れてきた着物がバックの中に。
これこそ類は友を呼ぶ?
縁を頂いた古川さん(初代マイクロソフト社長)に感謝。
日頃から古川さんが言われている恩送り!
僕も見習い実践していますが、まだまだですなあ・・・・
カークランドから湖の向こう側がシアトルに沈む夕日
夏なのに朝晩は気温15度前後
今の日没時間は午後9時なり〜
地元新聞にインタビューされたのが記事になっていました。
私がシアトルにいる理由 Vol6 by ソイソース。
上記のタイトルクリックしてみてください。
地元のニュースサイト、JUNGLE CITYに取り上げていただけました。
下記、クリックしてみてください。
記事にジャンプします。
シアトルで少林寺拳法! カリフォルニア州サンマテオの世界大会へ
仕事以外のライフワークの一つです。
大村総領事と・・・シアトル領事館の総領事部屋にて
大村総領事とは共に少林寺拳法の拳士という法縁も・・・
今朝、シアトル領事館の大村総領事、小西領事を訪問し、今回私のクライアントである会社(クラウドコンピューティング ソフト開発会社)の日本支社を福岡市に先月設立し、高島市長を表敬訪問したこと含めて報告に行ってきました。
これからは、企業という大きな組織単位だけではなく、私のような個人業主が、プロジェクトごとに有機的にチーム編成して共創するマイクロビジネス時代に入っていると感じています。90年代初頭に、稲盛さんは「アメーバー組織」とすでに称して時代の到来を先見されていました。
なぜ福岡なのか?
それは本ブログの1月24日記事をご参照してください。
シアトル領事館が先頭になって、昨年締結された覚書。
そのケーススタディーの一つになれば幸いです。
4月にはワシントン州が企業も伴って、福岡市、名古屋市を訪問するミッションが予定されています。
行政と企業の共創は、どちらがリーダーシップを取るかどうかではなく、補完関係でHappy&Happyな結果を出せるか。それは全てのパートナーシップで言えることでしょうね。
参考(6/28/2016 news release - シアトル領事館)
日本国政府とアメリカ合衆国ワシントン州との間の
経済及び貿易関係に関する協力覚書の署名
引用・・・
この協力覚書では、気候変動、エネルギー、航空宇宙、生命科学、情報通信技術、農業及び高付加価値林産物、防災、物流、学術協力、貿易及び投資等の分野における取組を双方が更に支援し、協力していくこととしています。
トランプ次期大統領が、ITビジネス業界の重鎮を招集して意見交換(Tech Summit)報道でNHKは、シリコンバレーと言いながらアップル、アマゾン、マイクロソフトのCEOを紹介していましたが、後者2社ともシアトルが本社ですね。
今週、目に止まった地元記事を掲載してみます。先月16日にはアマゾン本社の建設風景をレポートしましたが、今日は、Googleや日本人起業の活躍含めて。
UIEvolutionがSurround社を買収し、Xevo社に社名変更
UIEといえば、私が住んでいるここカークランド市に拠点をおく、中島さんが起こした会社。
CISCOのクラウドビジネス方向転換
Cloud Computing Platformを提供できる会社がComputeNext社がここレッドモンド市にあります。
Googleがさらにシアトルに大移動
すでにカークランド市のキャンパスを今年の夏に倍に拡大したばかりですが、今度はシアトル市街の北の端にあたるユニオン湖の湖畔に大進出。
ユニオン湖周辺再開発
そのユニオン湖南は、元マイクロソフト起業の一人でもあるポール・アレンの会社バルカンベンチャーが10年以上も開発してきたプロジェクト。IT関連だけでなく、医療関連起業も集結中。
上記、クリックしていただくと地元の記事に飛びます。
アメリカといえば車社会。
バーガー、コーヒーはもちろんのこと、銀行、薬局、ポスト投稿もこちらではドライブスルーで利用可能。しかし、ドライブスルーを使う人の方が多いので店内の列よりもドライブスルーの列の方が長いのも確かです。
今ではUberやReachNow等のサービスの使用で車を所有していない側の変化が見えてきましたが、車所有者側はどうでしょうか?
3年前からシアトル市内に導入されたPayByPhoneは、路上駐車のパーキングメーターと連携し、駐車料金が携帯から支払い可能というサービス。携帯電話番号、クレジットカード情報、車のナンバーを入力し事前登録し、支払う時にはパーキングメーターに記してあるロケーションナンバーと駐車したい時間を入力して、支払い完了。 駐車時間がオーバーしそうになるとメールで知らせてくれ、駐車時間の延長が アプリ、または無料通話から可能。わざわざ車に戻り、コインをかき集めて(またはカードで)支払いを済ませ、車内にレシートの提示が必要だったのに比べると、時間と資源の節約となります。
日本ではタイムズなどの時間貸し出し駐車場の方が一般的に使われていますが、こちらでは路上駐車が一般的なため、このようなサービスはとっても好感度大。駐車監視員側も連動のシステムで確認が可能なため、見回りの時間が減り、効率的なのではないでしょうか。私たちの駐禁のチケットも同じくらい減っていくことを望みます。
by Erina Sugita
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