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シアトルベンチャー事情 29 − 白物家電

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シアトルベンチャー事情 29 ...
白物家電というと、冷蔵庫、洗濯機をすぐに思い浮かべます。そして、技術大国日本としては、もう枯れた技術でさほど力が入っていないのかも?というのはここアメリカでもSamsungやLGの洗濯機などは量販店でも販売されていますが、日本製はありません。

冷蔵庫でも静音、エコ、チルド冷蔵、殺菌・・・エアコンでもセンサー自動操作・・・洗濯機もエコ、静音設計・・・モーターやインバーターなど誇る技術はあるのに・・・

結局、日本が弱いと個人的にいつも感じるマーケティング力でしょうか?

年末大掃除でお世話になった、ダイソンの掃除機。初めて使ってびっくり。
そして、お掃除ロボットのルンバ。

本来は日本から出ててもおかしくない製品です。

ルンバ・・・1990年創業。MITの教授と教え子2人で創業。資金がなく、クレジットカード会社からの借金でスタートしたそうです。そして、初めて黒字になったのは14年後の2004年。でもよく年2005年に上場を果たし、2010年12月期の売上は前年比3割UP、純利益は6倍の2000万ドル。

ロボット技術も日本は最高峰のはず。それが工場などのオートメーションには活躍しているのでしょうが、掃除機のような生活に密着した製品は出ていませんね。

技術という「宝」の持ち腐り?
その技術をどう使って、どの市場、ターゲット顧客に、どういう製品を出すか?企画、プロヂュースは大切な部分だと思います。

三洋電機の白物家電部門も中国にハイアールに売却。
それは、もう枯れた技術で日本の出番でないから?

まだまだ、そこには先進国市場、発展途上国市場別に市場はあるのではないか?
諦めきれないのは、往生際の悪い私の個人的感情でしょうか?
#ビジネス #マーケティング #営業

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KUMA
KUMAさんからコメント
投稿日 2011-01-03 07:48

家電の生産拠点はかなり前にアジアに移転しています、付加価値の高い、つまり金額の高い家電製品はなかなか国内では作れないようです。
エコ技術も発展途上国では、修理を複雑にするだけで敬遠されているようです。

掃除ロボットも家具の多い狭い日本ではイマイチのようで、市場性の難しさを感じますが・・・・

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尾中 泰(ひろし)
尾中 泰(ひろし)さんからコメント
投稿日 2011-01-03 18:48

そうですね。

でも日本市場だけを考えずとも売れる市場に打って出る。

付加価値はいらない、ある意味で枯れた技術で発展途上国にも出るのもありですね。

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KUMA
KUMAさんからコメント
投稿日 2011-01-03 07:53

以下は中国人経営者との対話です。

日本人は良い物を作れば売れると思っている、これでは世界では勝負は出来ない、考え方が甘い。
沢山売れる物、これが良い物だ。

考えさせられる話でした、納得出来る内容ではありませんでしたが(私に語学力の理由もあり)、この国の価値観の違いと、その恐ろしさは実感出来ました、上記の部分に関しては誤訳は無いと思います。

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尾中 泰(ひろし)
尾中 泰(ひろし)さんからコメント
投稿日 2011-01-03 18:51

市場に谷があるとよく言われます。

高くても良い物であると買う人。

それが、ある程度広まって大量生産に乗って、価格も適正に下がり、大衆消費の層に受け入れられす。 その二つの層に移行するには時間も要因の谷間が・・・

でも会社のこだわり次第では、たくさん売れなくてもいい。少量でも良しとするのも経営戦略。

自動車の例でいくと、フェラリーとトヨタの違いでしょうか?

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