製作代行 ララァ・スンを作る 3日目

傷と穴だらけの戦い、量産型水野です。前日は削って磨く作業だけでしたがそろそろ塗装の為に次の工程に入りました、まずはパーツの磨きが大体終わりましたのでパーツに穴を開けて真鍮線を切ってパーツ同士を組み立てます。ガレージキットは瞬間接着剤やエポキシ系の接着剤でないと接着は不可能なので組み立てる時の補強の為に真鍮線を入れます、真鍮線を入れて瞬間接着剤で接着する事によってより強力に接着できます。瞬間接着剤だけでくっつけると何かしらの衝撃を与えた時に簡単にポロッと取れます、瞬間接着剤は衝撃には弱いので真鍮線を入れてガッチリと補強すると言う訳です。穴の開け方はまず穴を開けるパーツにあたりを鉛筆などで付けてピンバイスで穴を開けてズレないように差し込みます、これはちょっと説明しにくいですがおいらはとりあえずこの方法でやっています。ですがキットによっては穴を開けるあたりなどがくぼんでいますのでそこに穴を開けて真鍮線を入れるのですがララァのキットにはちょっとあたりが無いので自力であたりを付けて何とか真鍮線を通しました。注意することはパーツを貫通させない事です、後あと面倒になりますので慎重に・・・

全て組み立てる事か出来る状態になりましたら今度は傷の確認の為にサーフェイサーを吹きました、今回は明るい色を塗装しますので白いサーフェイサーを使用します。一番の理想はサーフェイサーを吹いたらすぐ塗装できるのが理想なのですが現実はそうもいきません、サーフェイサーを吹くと前日丹念にキットを磨いたのですがやはり細かな傷、穴などが浮き出ました。サーフェイサーである程度傷は隠れましたがこのまま塗装すると傷や穴が浮き出て目立ちますのでサーフェイサーを吹いて乾燥させた後また穴埋めと磨き作業に入ります。傷は紙やすりで磨いていきますと吹いたサーフェイサーが丁度削れて傷の中に入りますのである程度傷を隠してくれます。穴が一番厄介で紙やすりで削っても穴がなかなか埋まらなかったりします、方法としましては直接サーフェイサーを穴に塗り込んだりパテなどで埋めます。一番簡単な方法は瞬間接着剤で穴を埋める方法もあります、欠点は接着剤は固まると固くなるので磨き作業が大変になります。磨きが終わった後サーフェイサーの余分なカスなどを取り除くためにもう一度洗います、洗ったら再度サーフェイサーを吹いて確認して傷と穴がまだないか確認します。まだある場合はまた削ったり埋めたりして再度サーフェイサーを吹く作業に戻ります。今日はこれを2回繰り返しました

現在乾燥待ちで乾燥したらまた磨いていき傷も穴も無いパーツを目指しています、ガレージキットの大変な所ですね。傷や穴は修正しないでサーフェイサーを幾ら吹いても埋まりませんので確認したらすぐ埋めた方がいいのでサーフェイサーを吹いたらすべてのパーツをチェックします。まだ納得のいかないパーツなので穴などを全て埋める行程中です、この作業を怠ると絶対に完成の出来が左右されますのでかなり気を使います。今日の作業時間も大体10時間以上・・・疲れた

明日から仕事なので10時間も出来ないな・・・

んー・・・まぁちょっと製作代行費は完成後に詳しくは説明しようと思ってますが基本工具費と送料は頂きます、製作代行サイトよりはお安くしてお引き受けしました期待して次回！カミングスン＞なんだ、このプレッシャーは・・・

それは大丈夫です、きちんといつも通りの時間に寝ていますし仕事から帰ってきてずっと製作しているだけですので何ともないですよ。ゲームとかしたいけど完成させるまでは禁止にしています・・・まぁ正直サーフェイサーの乾燥時間の時とかに遊んでますが（笑）おいらの今の仕事大したことやっていないからむしろキットの製作が仕事みたいになってます

10時間こもりっきりでの作業ですか・・・。自分は病気になりそう・・・。次の日から歩けないねきっと・・・(*_*; いやあ、ほんとに大変なのが手に取るように分かります・・・。

ずっと座って磨きの作業はちょっと辛いですけど休憩入れたりして何とかやっています、最初は辛いですけどもう結構最近はほぼ毎日立て続けにやっていますので慣れましたガレージキットは作るのは大変です、技術と工具が無いと作れませんしね