意外と多い、秋の食中毒。食中毒といえば「夏」のイメージがありますが、10月ちょうど今頃の「秋」にも多いんです。
〇なぜ多い?秋の食中毒?
過ごしやすい気候になり、BBQや運動会などのイベントや行楽シーズンで屋外で飲食をする機会が増え、細菌性の食中毒に罹りやすい環境にあります。
秋が旬のフグやサンマ、山菜、キノコ類などの自然毒による食中毒が増えるのも特徴。
また、ここ数年では特に厳しい夏の暑さ。夏バテを引きずったまま、初秋の気温差で体調を崩しやすく免疫力が低下しがちであることもきっかけに・・・
〇妊婦さんは特に気を付けましょう
妊娠中はリステリア菌などに感染しやすくなり、食中毒になると赤ちゃんに影響が出ることもあります。
♪中までしっかり火を通す
加熱が不十分な部分があると食中毒の原因菌が残っていることがあります。
「中心部分の温度が75度で1分間以上」になるように加熱がめやすです。
食材に厚みがある場合は特に、食べる前に切って火の通りを確認しましょう。
♪特定の食品を避ける
ユッケ・生レバーなどの加熱されていない肉類は避けましょう。
一部のナチュラルチーズ(加熱殺菌されていないもの)、生ハム、スモークサーモン、お肉や魚のパテなどは、リステリア菌食中毒の原因となります。
♪冷蔵庫を過信しない
冷蔵庫の食品は期限内に使い切るようにして、食べる前にしっかり加熱しましょう。
朝晩の気温差もあり体調も崩しやすい季節。食中毒予防もしっかり忘れず、健やかなマタニティライフを過ごしたいですね。