ドストエフスキーの『罪と罰』が好きな私はもう、これだけは何度も繰り返し読んでいるのですが、同時に、この小説家の他の長編作に手を出すのには尻込みしていました。
なにしろ大好きな『罪と罰』でさえ、時々、猛烈に退屈な長話があり、意識が途切れそうになりながら耐え抜く必要があるのです(^^!)。読みたいけどコワイ、そんな心境。
しかし仕事仲間の江戸さんに勧められ、この度、遅ればせながら超長編『カラマーゾフの兄弟』を読み始めました。
これは手強い。早く次を!と急いて読みたくなる素晴らしさではあるものの、興味のない宗教の奥深いやり取りが長々と続く部分があり、とてつもない眠気を誘います。
ネットで調べてみると「カラマーゾフの兄弟、長い」「カラマーゾフの兄弟、つまらない」などという単語でよく検索されており、この世紀の名作には多くの人が難儀をしているようです。
そこで決めました。飛ばし読み。まるで麻酔の注射でも打ち込んでくるような宗教談義の部分はもう飛ばします。
私は最近、いったん読んだ後、今度は再びYouTubeなどでどなたかが朗読してくださったものを聴く、という方法で一冊の本を味わい尽くそうとしているのですが、こういう宗教談義のところは、上手な朗読家さんが抑揚を付けて読んでくださっているのを聴くと割と楽しめたりします。
といいつつ、今日、この宗教談義の部分を朗読で聞いていたのですが、気付いたら寝ていました。
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投稿日 2023-02-18 11:34
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2023-02-18 12:37
ワオ!と言っているユーザー