かまびすしい:意味が分かりますか?
1月
7日
先日、サチさんから「ねえ、"かまびすしい”の意味、分かる?」と聞かれました。「やかましいってこと?」「あら、知ってたの?」。
とはいえ、確かに小説などで目にして知ってはいるのですが、自分でこの単語を発声したこともなければ、使ったこともありませんでした。辞書で調べてみると、平安時代から使われている形容詞ということで、ぜひ積極的に使ってみたくなります。
私は読書の際、なじみのない単語を見ると、その単語を使って自分で文章が作れるか考えてみます。漢字から意味は推測できることが多いのですが、実際に例文を作れと言われると、頭を悩ませることも少なくありません。
私が最近調べた単語で、皆さんも例文を作ってみませんか?(意味と例文は下)
①私淑【ししゅく】
( )
②吝嗇【りんしょく】
( )
③狷介【けんかい】
( )
ーーー意味と例文ーーーーーーーーーー
①私淑【ししゅく】
意味:直接教えを受けたわけではないが、著作などを通じて傾倒して師と仰ぐこと。
例文:私が憧れ、私淑するダンサーはJessica Coxです。
※直接その人に教わった場合は使えません。
②吝嗇【りんしょく】
意味:けち。吝嗇は「けち」と読むこともできる。
例文:私はなぜだか吝嗇になり、たかだか1000円の寄付さえ惜しく思い始めた。
※要は「けち」の代わりに使う(「けち」を賢そうに言いたい時にどうぞ笑)。
③狷介【けんかい】
意味:心が狭く、自分の考えに固執し、人の考えを素直に聞こうとしないこと(さま)。
例文:あの人は確かに成功しているけど、年を取るごとに狷介になっていくね。
※「頑固」の代わりに使える単語だが、「狷介孤高」とすると「自分の意志を固く守って妥協せず、人と交わらずに超然としているさま」という、ちょっと格好いい感じになる。