毎日、夕方になると犬の散歩に出掛けるのですが、近所の構造上、輪になった1本の道を歩いて行く感じになります。外に抜ける道が一切ない、1本の輪…よって輪の中で一度すれ違った人のうち多くと、輪の後半で再び会います。「Hi!」と元気よく挨拶しあって、その20分後にまた「Hi!」となるのです。小心者の私にとってはこれがどうにもバツが悪い。2回目は苦笑い風にすべきか?「Hello, again!」と言うべきか?などとどうでもいいことを悩みます。
特に毎日、どうしたらこんなに同じタイミングで散歩に出るの!?と思うほどバッチリ2回会うオジサマがいます。毎日毎日2回も会う見知らぬ人…。バツが悪いなあと思ってたら、ある日急に至極簡単な解決法を思い付きました。オジサマと同じ方角に歩けば良いのです。そうするとオジサマとはすれ違うことがないので、これまで毎日2回ずつ会っていたオジサマと、劇的に会わなくなります。
しかし、あまりにも当たり前のことになぜ気付かなかったのか悔やまれますが、今度は違う人と毎日2回会い始めました!どっちに回っても、夕暮れ時の定番散歩メンバーがいるのです。
そんな中、今日、逆回りを始めてからしばらく会わなくなっていたオジサマと久しぶりにすれ違いました。どうして!?――なんとオジサンも逆回りを始めていたのです。するといつも「Hi!」だけだったのに、今日は余程うれしかったのか通りの向こうから手をぶんぶんと振ってくれ、さらに大きい声で「See you tomorrow!!」とまで言ってくれました。二人とも逆回りになったので、また明日からオジサマと2回会う生活が始まります。
オジサマ、かわいいです。でも、やはり2回会うのは、ちょっとバツが悪いのです…。
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