三月十一日、新幹線にて。 「仙台防災未来フォーラム2017」が仙台国際センターで行われる。私もそちらで震災についての理解を深めるため、展示場へ足を向けている。震災から六年、被災地の方からすれば七回忌ということになるのでしょう。今、どの様な思いで過去と未来を見ているのだろうか。心中は私の様な者では、その悲しみや辛さの感情の尾すら触れることが出来やしない。その私の空洞化している処に、埋めなくてはならない思いがあるはずだが、時間が過ぎて行けば空洞すら消えてしまいそうだ。見つめ直そう。 そんなことを考え、仙台に向かう。新幹線のホームから見える夕日は、背中を押していた。 (明日、展示場での様子をアップする予定)