幸せな時間③

このレースウィーク、本当に記憶と記録に残る、心からの賛辞と安堵に満ち満ちた記念すべき日になった。

当然の事なんだけど、表彰台に立てるのは参加する者の中で三人だけ。
その椅子を、いつも奪いあってる。

あっしらレーシングカーをレーサーに託す身は、せっかく参戦するのだから、なんとか満足させてあげたいと思って、いつも車輌を用意している。

でも限られた椅子を獲れる人は、限られているから、結果として、カネばかり使わせてしまう。
あっしは、申し訳ないと…いつも思う。 
でも、そういう世界なんすよ。
ここは。

たいていは、そのコストパフォーマンスの悪さからレースが嫌になったり、勝ちへの執着が無くなり、現場に居るだけで満足するようになる。

そうでないと、掛けてるカネに付随する価値が低すぎるから。
もし、もしも、だよ。
もし、レースなんかしてなけりゃ、そのカネでスーパースポーツカーやら立派な家やら、一杯の贅沢が出来るんだから!

でも、粘り強く、我慢強く、きちんと巡り合わせたチャンスを活かす。
そんなレースを出来るのは、本当に一握りのレーサーだけ。
努力はしなきゃ報われないけど、努力したからと言って、結果が担保されているワケじゃない。

そこに付き合うには、レース愛しか無いから!
有難うございます!
良いレースでした!!

こんなに嬉しい、尊い、涙溢れたレースは久しぶりです。
そして、レース内容で泣かされたのは、2人目です。

ワオ!と言っているユーザー

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