9月
16日,
2020年
LeMans24 今日まで準備中@ サルトサーキット
ル・マンは2度目なんだけど、伝統の24時間レースは初めての経験!
先週の富士24時間レースとは、ちょいと味が違うだろうよ。
チームの母体がフィリピンなので、フィリピン人メカニックの数人が顔馴染みで、気さくに話が出来る事がとても嬉しいすな。
広い世界だけど、狭い世界かも知れない。
サーキットは世界中何処へ行ってもレース屋にとっては家の様なもの。
そこに家族が居るような、そんな感じっすよ。
感染症のせいで握手やハグの習慣は無くなったけど、ヒトを思いやったり敬愛の心は、ここにはある。
良い仲間に恵まれて、良い友人に恵まれて、この世界三大レースを共に出来ることが、本当に誇らしい。
9月
15日,
2020年
ル・マンでルマンド@ル・マン
ほんと、スミマセン。
でもいちど、やってみたかった!
ル・マンでルマンド!!!
日本からのお菓子は、メカニック達に差し入れです。
9月
15日,
2020年
LeMans24 @ サルトサーキット
陰性!!
そりゃあ、そーうだろぅ。
でも、実際に結果受け取るまでは、慣れない海外での医療検査だけにドキドキだったけどねー(笑)
とにかく、晴れて無事にコースインすよ!
チームと合流したら、まずは腹ごしらえ(笑)
っていうか、さすがフィリピンが母体のチームだけに、知ってるメンバーがチラホラ。
「おーっ!久しぶり!!」
ってなもんすよ。
こんな世界になってしまったけど、レースを通じてこういう出逢い・再会は嬉しいなぁ。
9月
15日,
2020年
Le Mans24への道 検査に翻弄される
そんなもん、その情報の鮮度もわからないし、そもそもだよ。
仮に検査ブースがあったところで、朝の4時台に到着しながら、そんな時間にフランス人が働いている訳がない!!
だから、空港での検査にはそもそも期待してなかったすよ。
ちなみにフランス探訪には、フツーの日本人旅人には入国前の事前検査も書類も、何も必要無く、今まで通りパスポートだけ有れば良い事になっているっすよ。
ただし、今回はル・マン24時間レースの為に来ているので、サーキットに立ち入る為にはFIAが指定する、92時間前までのPCR検査陰性を証明の必要が有るっすよ。
なので、空港では無理なのでル・マン市内の検疫センターに予約しておいたので、こちらで検査。
こんな田舎だから、英語しか分からない日本人が検査に来ただけでクスクス笑いやがって、失礼にも程がある。
検査結果は3~4日掛かります、とか平然と言いやがるので、「レースのために前もって予約してるんだから出来るだけ早く結果を出して下さい!シルブプレ!!」
と、睨み付けて強い口調で言ったら、意外とあっさり特急扱いにしてくれたすよ。
とにかく検査結果が出なくては、このレースウィークをどうするか、全てが掛かっているんだから。
9月
14日,
2020年
LeMans24への道 ル・マン無事到着
さすがに8時にもなれば、カフェか何か開いて朝メシでも喰えるだろう…
との目測は、完全に外れたっすよ。
やってない!
何もかも、開いてない!!
マジかー!
しかたなくチーム代表と打ち合わせて、少し早めに宿へ入った。
何せユノディエールの内側にある宿!!
OMG...
レース中は、完全にコース内じゃんか?
この立地は(笑)
こんなとこ、二度と泊まれないな。
それにしても、今日FIA指定のPCR検査をパス出来ないと、このレースウィークは…
考えただけでも恐ろしくなる…
9月
14日,
2020年
LeMans24への道 CDG無事到着
ボーイング787に、乗客100人居るか居ないか。
ガラガラなので、3列シートを贅沢に使ってフルフラットでガッツリ寝て移動。
そして、CDG到着ロビーには無料のPCR検査ブースが有るという事前情報があったんだけど、そんなもん、こんな早朝からサービスしてるわけないわな。
っていうか、飛行機の到着時間凄く早く着いてるし!!
0515着予定が、0445着だよ!
誰も居ないよ!!
何も喰えないよ!!
9月
13日,
2020年
LeMans24への道 飯を喰わせてくれ
感染症対策で、クルマ通勤っすよ。
まあ、仕方あるめぇよ。
順調に飛ばしてたら、3時間見積もっていたのが2時間で到着してしまった。
とりあえず、飯喰いたいのだけど、レストランは軒並早じまいで、タッチの差で20時の閉店時間に間に合わなかった…
すき家は24時間営業みたいだから…
すき家、か。
マクドナルドかすき家のチョイスしかない(涙)
9月
12日,
2020年
LeMans24への道 バタバタ
かれこれ、発注から2カ月は経つだろうか?
商品価格もさることながら、送料掛からない。
なんという価格破壊。恐ろしいぜ、チャイナ。
ただし、待つのに忍耐が必要になる。
なんなら、後からイギリスに頼んだ部品の方が、早く配送されたくらいだ。
いよいよ出発だというのに、なかなか到着しないので、こりゃ今回は縁が無かったか…?
と、半ば諦めていたのだか。
彼の国から、ギリギリで届いたっすよ。
本当にギリギリだな(笑)
9月
11日,
2020年
LeMans24への道 おさらい
①ル・マン24時間
②インディ500
③モナコGP(F-1)
正直言って、なぜ人気のうえでは上のNASCARではなくインディーが選ばれているのかは謎なんだけど、この3レース共に共通するのは、スピード行事という要素に加えて歴史や伝統といったハイソサエティな要素が溶け込んでいる事。
そりゃあ、エフワンのレースのなかでもモナコの重さは格別っすからな。
まあ、この際ル・マンにだけ焦点を当てるとする。
レースに使われるコースは、いわゆるクローズドのブガッティサーキットに公道を加えた(ほとんど公道を走ってるんすけど)13.626Km!!
この、ブガッティサーキットと公道区間を合わせた特設コースを、サルト・サーキット(かつてはサルテ?)と呼んでいるっす。
昔はブガッティサーキットを越えて公道区間に入り、ウニウニ曲がった先の、全長約6Kmのストレート、ご存知ユノディエール(ミュルサンヌ・ストレート)がこのコース最大の見どころで、かつてGr.Cマシンが栄華を極めた時代には直線400Km/h越えを記録しているっす。
公式にはプジョーのCカーが最高速を記録しているけど、あっしはCカーなら956、962Cの世代なので。ザウバーとかプジョーのことは見て見ぬふりっす。
で、その6Kmのストレートが余りにも狂っているために、2Kmづつシケインを設置して、強制的に減速させるコースレイアウトに現在は改修されているっす。
ちなみに、あっしは1個目のシケインは結構上手く侵入から加速まで行けるんだけど、次の第2シケインでは何故かタイミングが難しくて、減速しすぎてしまう。
もちろん、シュミレーターの話(笑)
コースレイアウトとしては、ストレートの異常な長さが分割されたとは言え、それでも2キロづつのストレートが有る事、そしてストレートの(もしくはハイレンジのスピードからの)後にはヒトを試すようなブレーキングが必要なコーナーが点在することで、昼間の走行ならいざ知らず夜間にまで、しかも公道の低μ(グリップ)への対応など、ドライバーの神経を擦り減らす要素は数えきれないっす。
・ミュルザンヌコーナー
➡ユノディエール終わりで目測誤り自滅
・アルナージュ・コーナー
➡インディアナポリスコーナーを抜けた喜びでツッコミ過ぎて自滅
・ポルシェ・コーナー
➡たまにアルナージュを上手く抜け、スピードのったら意外と回り込んでて自滅
もうね、自分で走ったら(シュミレーター)このコース、気狂うから!!
実際のレコードラップタイムは3分14秒791 (小林可夢偉)
これ、素直にすごいわあ。
プロなら、1秒離れたら話にならない世界なんだけど、実際、3分20秒辺りでラップだとしても物凄いと思うっすよ。
その車速感と、加減速のG、横G。
さて、#35号車はどれくらいいくものか。
ま、パートナーはF1ドライバーだからな。楽しみだ。
ラップタイムも大切だけど、一番重要なのはチェッカーフラッグを受ける事!
レースはこれが最も重要。
9月
10日,
2020年
LeMans24への道
ついに、ここまで来た!
何年にもかけてトレーニングをされて、しっかりと、着実に地固めをして、段取りをして!
あっしは、もし今回の出場がGTによるものだったとしたら、ここまで感情移入も煽情もしなかっただろうと思う。
もちろん、GTだってルマン24時間レースに出場することは大変に変わりなく、凄いのだけれど、還暦を迎えるドライバーが夢を実現させた、しかもLMP2と言う、プロでさえ腕を試されるカテゴリーの車輛による出場!!
LMP1が自動車メーカーによるワークスマシンであることを鑑みれば、プロ以外が乗れる車輛で最も速い車輌はLMP2クラスということになる。
これこそ、アマチュアレーサー最高峰の夢と言っていい!!
金が有るだけじゃ駄目、コネだけでは駄目、体力も精神力も、人間力、社交力、タイミング、時勢などの運もある。
とにかく全ての歯車がガッチリと噛み合わない限り、とてもじゃないけど辿り着けない。
あっしは、このドライバー氏について考える時、本当にレース屋やっていて良かった!
心からそう思うんですよ。
こんな人生に1回有るか無いか、、、
こんなこと、実現するのか!!?マジで!って。
いつも泣かされてばかりです。
悲しい涙じゃないのよ、男の震え上がり、込み上げてくる涙なのよ!