3月
23日,
2022年
ツール、最近の傾向考察①
あっしら、そこそこ古い部類のレース屋は、兎に角「自分の工具を持っていて一人前」とされていた。しかも、揃える工具も使えれば何でも認められる訳じゃない。
・スナップオン
・スタビレー
・ベータ
・PB
生粋のレース屋には、このストライクゾーンしか無かった(笑)
自動車メーカー系あがりの人には
・ファコム
・KTC
を好む傾向があった。
あっしは好きじゃない(個人差🤣)
基本ベータ派なので。
でも、ラチェットハンドルはスナップオン。
ヘックス関係は、やっぱりPBが良いっす。
工具それぞれに手触りの好みがあるので、チャンポンです。
NASCARやってただけに、クラフツマンの工具も大量に集めたし、日本のコーケンやTONEも勿論使う。
でも、京都人の割にKTCだけは使わない🤣
…重いから( *´艸`)
因みに、若い頃は本当にカネ無くて、それでもスナップオンのが欲しくて…
「『ブルーポイント』は、OEM商品だから安いよ?」と、吹き込まれて何点か購入した。
でも、結局、、
OEMはOEMでしかなくて『ブルーポイント』と印字された工具は『スナップオン』と並んだとき、恥ずかしくなっちゃうのよね💦
「あたし、カネ無かったので妥協したんです」
これが見透かされてるようで…
現代、工具メーカー各社の品質は上がり、価格も驚くほど下がった。
だから、もはやシグネットとかは高級寄りで、それこそAPとかストレート辺りの激安ツールでも普通に使える。
良い時代にはなった。本当に。
しかしながら、何故同じ工具で値段に差があるのか?
…を知るためには、倍以上の価格差があるブランドツールメーカーのを使わなければ、本質は見えてこない。
それを理解したうえで使う事と、「何でもいーや」しか知らなくて使う事では、人間性の厚みに雲泥の差が発生する。